友達や知り合いから本などの私物を「貸して!」と言われて困ることはありませんか?
とくに大切な物やお気に入りの物の場合、たとえ仲の良い友達だったとしても貸すのは躊躇してしまうものです。
とはいえ、貸さないとケチだと思われそうだし、断るのもなんとなく気が引けたりもしますよね・・・。
そこで今回は、人に物を貸したくないときの断り方についてまとめてみました。
人に物を貸さないのはケチ?
私物を貸すのを全く嫌がらない人もいますが、もちろん嫌がる人もたくさんいます。
貸す物や「貸して」と言われる頻度にもよりますが、なんとなく貸すのを躊躇したり、とりあえず貸すけど内心は嫌だと思っていることもありますよね。
とはいえ、私もそうですが多くの方は人から物を貸してと言われても、よっぽどではない限り断らない人が多いと思います。
「貸して」と言われたのに貸さないことで「ケチ」と言われるのも嫌ですし、貸すのを断ったことで、その人との関係がギクシャクしてしまわないか不安に思うからです。
でも、「大切な物だ」などとハッキリと理由を伝えれば、たとえ断ったとしても不快に思う人は少ないので安心してくださいね。
一般的な見解としては、安いもの(例:筆記用具など)などは、断るとケチと思われる可能性があります。
でも、大切なものであったり、そこそこ高価な物(例:カバン、服など)であれば、断っても問題はないでしょう。
私もたまたま筆記用具を忘れたから、友達や知り合いに少しの間だけ「ボールペンを貸して」などと言われるくらいなら気になりません。
でも、頻繁に本などを貸してと言われたら、正直「ずうずうしいな」と思ってしまうし、断ってしまうと思います。
とくに大切なものの場合、万が一汚されたり壊されたりしたら、悪気がなかったとしても嫌な気持ちになってしまいますからね・・・。
人に物を貸したくないときの断り方
物を貸してと言われたとき、断るときの言い方次第では相手に不快感を与え、今後の人間関係に影響する場合があります。
なので、できるだけ角が立たないような断り方にすることが大切です。
いずれにしても断る時は「ごめんね」などの言葉を付け加えて、誠意を見せましょう。
申し訳なさそうなあなたの表情を見れば、「貸して」と言ってきた人たちも納得してくれますよ。
■「本当に大切な物だから、貸せない」
大切な物であれば、人に貸したくないというのは多くの人が抱く共通の感情です。
相手にスムーズに「じゃあ貸りれなくても仕方ない」と思ってもらいやすい言葉になります。
■「大切な人からプレゼントしてもらった物だから、貸すのは難しい」
「大切な物」と少し似ていますが、たとえ安っぽいものでも「人からもらった物」というのは貸すのを嫌がる人はたくさんいます。
なので、この断り方も相手の理解を得やすい言葉になります。
■「これは私も借りてるものだから、他の人に貸すことができない」
嘘も方便という言葉がありますが、もし「借りている物」という設定にできるのであれば、そう言い切ってしまいましょう。
普通の人であれば、物の又貸しは誰でもしたくないので、納得はしてもらいやすい言葉になります。
ただ、もし後で私物だということがバレたら少し気まずくなる可能性があるので、その点は気をつけて下さいね。
■「頻繁に使っているものだから、貸せない」
今現在、使っている物と言い切ってしまえば、横取りしようとしてまで借りようと思う人はあまりいません。
ただ、この言葉は「じゃあ、使わなくなったら貸して」と言われる場合がありますので、状況次第ではその場しのぎの言葉になってしまう場合もあります。
おわりに
貸したものが壊れたり、汚されたり、なかなか返してもらえなかったり・・・。
物の貸し借りって、気をつけないと人間関係にヒビが入ることがあります。
なので、たとえ仲のいい友達であっても大切なものは貸さないのが無難です。
でももし、こちらが誠意をみせながら断っているのに
「なんでダメなの?いいじゃん!ケチ!」
などと言ってくるようであれば、一度その人との付き合いを考えてみてもいいかもしれませんね。
断ったことで人間関係が悪化するというようなことがあれば、「それまでの関係だった」と私なら割り切ってしまうと思いますけどね・・・。