中央アルプスに属する「富士見台高原」は標高1,739mの山で、山頂からは日本アルプスの山々を見ることができます。
富士見台高原は、登山初心者の人でも登りやすい山となっていますので、登山に慣れた方にはもちろん、登山デビューにもオススメです!
そこで今回は、富士見台高原の夏の登山のオススメルートや難易度、アクセスを紹介しますので、登山の際の参考にしてみてください。
富士見台高原の夏の登山
長野県と岐阜県の県境に位置する富士見台高原は一年中通して、登山を楽しむことができる山です。
登山ルートは比較的勾配も少なく歩きやすくなっているので、登山に慣れていない人や久々に登山する人にも登りやすい山となっています。
登山道はしっかり整備されていますが、登山靴は必ず履いて下さいね。
富士見台高原は、夏に美しい緑のクマザサが生い茂ります。
また、7月にはササユリという可愛らしいお花が咲くため、必見です。
山頂に到着すると隣には日本百名山の1つでもある恵那山があり、その他にも北アルプス、中央アルプス、南アルプスと幅広く日本の山々の絶景を楽しむことができますよ。
夏場はTシャツにズボンという服装で大丈夫ですが、山頂では風が吹いて冷えるので、ウインドブレーカーなどの羽織るものを持っていきましょう。
富士見台高原のオススメ登山ルートと難易度
富士見台高原山頂をめざす登山口は、主に「神坂峠」「萬岳荘」「ヘブンスそのはら」から登るルートがあります。
どの登山口からでもそれほど難易度は変わらず、初心者の人でも問題なく登ることができますよ。
その中でも、神坂峠からのコースがオススメです。
■神坂峠からの登山ルート
神坂峠から約50分で神坂小屋に到着します。
神坂小屋から約20分歩くと富士見台高原へ登頂できます。
下山は少しルートを変えて、萬岳荘経由で帰るとまた違う風景が楽しめますよ。
山頂から萬岳荘までは約30分、その後約20分で神坂峠に戻ってくることができます。
富士見台高原へのアクセス(神坂峠)と駐車場
神坂峠へ行くためには公共交通機関でのルートがないため、マイカーが必須となります。
中央道の中津川インターで降りたら、一般道を走り、約60分で標高1,569m神坂峠に到着します。
神坂峠には約10台程度車を停めることができます。
神坂峠の駐車場は止めれる車の台数が限られているため、登山シーズンの夏場の土日に行く場合は、遅くとも8時頃までには駐車場に到着するようにしましょう。
おわりに
富士見台高原の近くには、中津川市で最大級の温泉リゾート施設「クアリゾート湯舟沢」があります。
中津川インターより車で15分の場所にあるので、登山帰りにぜひ立ち寄って、汗を洗い流してスッキリして下さいね。
また、中津川市の名物といえば、栗きんとんです。
シンプルな和菓子ですが、旨味がつまっていてとてもおいしいので、お土産にもオススメですよ。