登山をするためには、ある程度の重さの荷物を持ってアップダウンのある山道を歩く必要があります。
そのため、登山に必要な体力が不足していると山に登れなかったり、ただ辛い思い出しか残らない可能性があります。
なので、登山をこれから始めたい人や登山をしているけど体力不足を感じている方は、しっかりと体力づくりする必要がありますよ。
そこで今回は、登山に必要な体力とオススメのトレーニング方法について紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
登山に必要な体力とは?
山や登山道によって必要な体力は大きく異なりますが、いかなる山でも体力がないと山には登れません。
登山に必要な主な体力は持久力、筋力、バランス力です。
■持久力
山登りでは長時間に渡り山道を歩くので、持久力が必須です。
■筋力
登山道の中には、大きな歩幅で歩く必要があったり、手で鎖や岩を掴みながら進む場所があります。
その時は筋力を使いながら一歩ずつ進まなくてはいけないので、しっかり筋力をつけておく必要があります。
■バランス力
登山コースによっては細い道を歩いたり、足場の悪い岩場を長時間歩くことがあります。
バランス力があると、歩きにくい登山道も必要最小限の体力で歩くことができます。
登山に必要な体力の付け方
普段から手軽にできる、オススメのトレーニング方法を紹介します。
■ウォーキング
ウォーキングでは、持久力をつけることができます。
坂道や階段があるルートでトレーニングすると、山登りに近い状態で筋肉を使うことができるのでオススメです。
■ジョギング
ジョギングも持久力をつけることができます。
ウォーキングに慣れてきたら、ジョギングにするとより効率的に持久力を上げることができますよ。
ただし、ウォーキングより膝や足に負担がかかるので、少しでも痛みを感じる時はウォーキングにしましょう。
■階段の上り下り
階段の上り下りは、主に足の筋力を鍛えることができます。
日常生活で手軽に最も取り入れやすいトレーニングでもあるので、積極的に取り入れてみてください。
普段、エレベーターやエスカレーターを乗る場所では、あえて階段を使用しましょう。
また自宅に階段がある人は、時間があるときに自宅の階段を上り下りしてトレーニングしてみて下さいね。
■ボルダリング
ボルダリングは、岩を掴む筋力や足の筋力が鍛えれたり、足場が悪いところでのバランス力を養えるので、登山での歩行時の体力消耗を抑えることができます。
また高所が苦手な人には高所トレーニングにもなるのでチャレンジしてみてください。
■ヨガ
ヨガは全身の筋力とバランス力をつけることができます。
さらに全身の柔軟性も上がるので、登山の時の転倒防止の効果もありますよ。
登山で体力不足だとどんな影響がある?
登山で体力が不足してしまうと途中でバテてしまい、それ以上歩けなくなってしまいます。
また持久力が足らなくてフラっとしてしまうと、転倒や滑落に繋がりますのでとても危険です。
最悪の場合、命を落とす可能性もありますし、たとえ怪我ですんだとしても救助が必要となり、他の方に迷惑がかかったり救助費用が発生して大きな負担になりかねません。
そのようなことにならないためにも、しっかりと登山に必要な持久力、筋力、バランス力を身につけましょう!