登山を最近はじめた方、またはこれから挑戦しようとしてる方、登山の計画はしっかり立てていますか?
登山に行くときは事前にしっかりと計画をする必要がありますが、怠っている人がいるのが現状です。
そこで今回は、登山計画の立て方や必要な知識について紹介しますので、この機会にきちんと理解して次回以降の登山で活用して下さいね。
登山計画とは
登山計画とは言葉の通り、登山の計画を立てることです。
登山初心者の人の中には登山計画をうまく立てれなくて、ハプニングに遭遇する場合もあります。
登山計画をミスすると、状況によっては遭難などの大きな事故に繋がってしまうこともある、ということをしっかりと理解しておいて下さい。
楽しく安全に登山をするためには、ハプニングを避けるためにも登山計画をしっかりと立ててから山に行きましょう!
登山初心者の登山計画の立て方
では、具体的な登山計画の立て方を説明します。
■登る山の情報収集をする
まずは、登る山の場所(住所やアクセス方法)、標高、難易度等を調べて、自分でも無理なく登山できそうでか検討しましょう。
■登山地図を入手してルートを決める
1つの山に対して、大抵どんな山でも数通りの登山ルートがあります。
登山地図入手して、どの登山ルートで登るか決めましょう。
■登山のタイムスケジュールを作成する
登山のスケジュールは、15~16時には下山完了できるように、また宿泊であれば15~16時には山小屋に到着するように考えてみて下さい。
スケジュールを考える際には、「休憩時間等を考慮して少しゆとりのあるコースタイムにする」と問題なく下山できます。
また山の分岐点や小ピーク、山小屋等を区切りにコースタイムを考えましょう。
区切りをつけることで登山時に予定より順調に進んでいるか遅れが生じているのかがすぐわかるため、時間管理にも役立ちますよ。
■登山口までのアクセスを決める
登山口によっては、マイカー規制がされている場所があるので注意しましょう。
また時期によっては混雑していて車が駐車場に止めれないということもあるので、駐車場の混雑状況もしっかりと確認しておきましょう。
公共交通機関を利用する場合は、しっかりと時間を調べて登山開始時間が遅れないようにしてください。
■同行者と登山計画の内容を確認する
一緒に登山をする同行者と登山計画の認識を合わせておき、当日スムーズに登山できるようにしておきましょう。
登山時には登山届と下山届を提出しよう
登山をする時、登山道の入り口付近には大抵どこの山でも「登山届」の紙を出すところがありますが、きちんと提出してますか?
もし、登山届を出していない場合は、今後は必ず登山届を提出しましょう。
登山届には自分や同行者の名前、誕生日、住所、緊急連絡先、登山計画、持ち物等を記入します。
なぜ登山届を提出するのかというと、万が一遭難したときに登山届はとても役に立つからです。
遭難の捜索には、まず登山届を参考にしますので、遭難者の早期発見や家族への連絡に繋がります。
そのほかにも登山届は、同行者同士の登山計画の認識合わせにも役立ちますし、持ち物の確認にも役に立つんですよ。
登山届の紙は、登山道の入り口の登山届を提出する場所に常備されていますので、山に登る前に記入しましょう。
私は現地で登山届を書く時間を省くため、登山計画を立てる段階で一緒に登山届を事前に作成しておきます。
登山届には決まったフォームはありませんので、登山届を事前に作成しておくと当日は提出するだけなのでオススメです。
また下山後には、登山届と同様に下山したとこを知らせる「下山届」を出すのがマナーです。
提出する場所は登山届と同じ場所で問題ありませんので、登山届同様に必要事項を記入して提出するようにしましょう。