会社の冷房が寒すぎて仕事に集中できないって時ありませんか?
暑い季節に身体や部屋を冷やしてくれるエアコンは必需品ですが、設定温度が低くて寒い職場にずっといるのは本当に辛いものです・・・。
そこで今回は、会社の冷房が寒い理由と冷房対策について紹介します。
会社の冷房が寒いのはなぜ?
職場で自分はすごく寒く感じるのに、他の人は平気というときありますよね。
なぜ、同じように座って仕事をしているのに、体感温度が違ってしまうのでしょうか・・・?
実は、体感温度というものは人によって違いがあり、とくに男女の間では3~5度の体感温度の差があるといわれています。
この体感温度の感じ方の違いは、身体の筋肉量が関係しています。
女性の体は妊娠、出産に必要な体作りを成長と共にするため、筋肉量が少なく脂肪が多い身体に徐々になっていくのが特徴です。
そのため、女性の筋肉量は男性の約80%しかなく、逆に体脂肪率は約2倍もあります。
人間の体というものは筋肉が伸縮することで熱を生み出すため、筋肉量の少ない女性は男性に比べると体を温める機能が低いのです。
よって、体感温度が高く感じやすい男性がたくさんいる会社では、エアコンの設定温度を低くしていることが多く、体感温度を低く感じる女性からすると職場がすごく寒いということになってしまうのです。
会社の冷房が寒いと感じたときの対策は?
会社の冷房が寒いと感じたら、まずは同じ環境の下で働いている上司に相談してみましょう。
冷房の設定温度を上げてもらえるなら、それが1番の解決方法ですよね。
また、職場での席の配置によっては、冷房の風が自分の席だけに当たって寒いということもあります。
もし席の移動が可能であれば移動すればいいですが、実際は難しいのが現実だと思います。
そんなときは、エアコンの冷気を他の方向にうまく循環させるしかありません。
エアコンの風よけを取り付けてもらうことができれば、直接冷気があたらなくなるのでオススメですよ。
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また、うまく扇風機やサーキュレーターを使えば、直接自分にあたる冷気を他の方向に送ることも可能です。
しかし、冷房の設定温度を上げてもらったり扇風機などを使うという方法は、上司や他の人の理解がないとできないですよね・・・。
なので男性が多い会社では、うまく冷房対策してもらうということは、もしかしたら期待できないかも知れません。
会社が寒いと感じながら何もせずに我慢し続けると、体は様々な不調を感じるようになります。
正式な病名ではありませんが、「冷房症」「クーラー病」という言葉を聞いたことはないでしょうか?
エアコンによって体を冷やしすぎれば、自律神経のバランスに異常をきたします。
その結果、鼻水やのどの痛み・頭痛といった風邪に似た症状、全身のだるさや疲れ、食欲不振などの消化器障害、イライラ、肩こり、腰痛、肌荒れ、生理不順などの症状があらわれることがあるのです。
体が冷えることで冷房病の症状だけでなく、女性特有の病気の原因にもなりうる可能性もあります。
もともと冷えやすい体質の女性にとって身体の冷えは大敵です。
少しでも仕事中に寒いと感じたら、自分で寒さ対策をとるようにしましょう。
体が冷えを感じたら、温めるべきとされている3つの「首」があります。
それは、手首、足首、首です。
この部分は太い血管が皮膚に近いところにあるため、外の気温の影響を受けやすいといわれている部位です。
つまり、手首・足首・首が冷えれば全身冷えやすく、温めれば全身温まりやすくなるのです。
なので、身体の冷えを感じたら、手首・足首・首を集中して温めるようにしましょう。
この部分を集中して温めるグッズもあるので、そういったものを使うのもオススメです。
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また、せっかく体を温めていても熱を逃がしてしまっては意味がありません。
カーディガンを羽織ったり、ひざ掛けなどをして身体の熱を逃がさないようにしましょう。
体の中から温めるためにも、温かい飲み物を飲むのもオススメです。
温かいものといってもホットドリンクを何でも飲めばいいというわけでもないんですよ。
飲み物の中にも身体を温めてくれるものと冷やすものがあります。
たとえば、紅茶や生姜湯、ほうじ茶のような飲み物は、身体を温めてくれるので積極的に摂りましょう。
逆にコーヒーや緑茶は、カフェインの作用で体を冷やすともいわれているので、飲みすぎには注意してくださいね。
また、ずっと同じ姿勢でいると血行が悪くなり、体を冷やしてしまいます。
デスクに座りっぱなしのときでも足首や手首など動かせるところは、こまめに動かすようにしてくださいね。
おわりに
仕事に不満がなくても、会社の冷房の寒さで仕事を辞めたくなってしまうことだってあります。
そうならないためにも自分で冷房対策をしっかり行い、冷えからしっかり体を守っていきましょう。