寝不足のときに眠いのは仕方ないですが、しっかり寝ていても仕事中に猛烈な睡魔に襲われることはありませんか?
でも、仕事中はどんなに眠たくても寝ることができないので困りますよね。
そこで今回は、仕事中に眠い時の対処法と原因について紹介します。
仕事中に眠いときの対処法
仕事中は眠くても寝てしまったら上司からの評価も下がりますし、周りからもサボっていると思われてしまいます。
仕事中に猛烈な睡魔に襲われてしまったら、以下の対策をしてみてください。
■カフェインを摂取する
コーヒーや栄養ドリンクなどカフェインを多く含む飲み物を飲むと一時的に眠気がスッキリします。
カフェインの効果は飲んでから20分後に発揮されるので、会議など寝てはいけない場面があるときは事前に飲んでおきましょう。
ただしカフェインはたくさんとると体にあまり良くはないので、過剰摂取には気をつけてくださいね。
■ツボを押す
眠い時にツボを押すのも効果的です。
デスクでも気軽にできるので試してみてくださいね。
- 眉頭を両手の親指で強めに5秒間押します。
これを5回繰り返します。 - うなじの両側にあるくぼみを両手の親指で押し上げます。
- 親指と人差指で耳をつかんで上に引っ張ります。
下側、左右にも引っ張ります。
次に、手で耳をくしゃくしゃと揉んでいきましょう。 - 最後に、耳たぶの裏のへこんだ部分をゆっくりと親指で5秒間押します。
■ストレッチをする
肩をまわりしてみたり、身体を伸ばすなどの簡単なストレッチもオススメです。
体を動かすことで自律神経を刺激して眠気をふき飛ばしましょう。
■休み時間に仮眠する
お昼休みに早めに昼食をすませ、15分程度の仮眠をすると眠気がかなりなくなります。
私も会社員をしていたときに、眠い日は仮眠をとって眠気解消をしていましたよ。
仕事中に眠くなる原因は?
仕事に襲われる強烈な眠気・・・。
そんな仕事中の眠気には、いくつかの原因があります。
なぜ仕事中に眠くなってしまうのか、原因を知って対策をしてみましょう。
■生活習慣が乱れている
仕事を終えて家に帰ってから、夜更かししていませんか?
また、休みの日には夜中まで起きてて、昼間まで寝ているということはありませんか?
このように睡眠の時間や長さがバラバラになりがちの人は、自律神経が乱れている可能性が高いです。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は活動的なときに働き、副交感神経は睡眠やリラックスした状態のときに働きます。
なので通常は、起きているときには交感神経が優位になって活動的になりますが、自律神経が乱れると交感神経が優位になるべきときに副交感神経が優位になり、体はリラックス状態になってしまうことで眠気がおきてしまうのです。
■アルコールの摂取のしすぎ
もともとアルコールが好きで毎晩晩酌をする人もいますし、仕事の付き合いで頻繁に飲みに行く人もいると思いますが、飲酒の量は適切ですか?
時々や多少の飲酒は睡眠にあまり影響はしませんが、アルコールの過剰摂取は夜間の睡眠の質を下げるんです。
アルコールを飲むと眠くなりますが、それは一種の麻酔状態であり、自然にくる眠気とは全く別のものです。
なので、睡眠中にアルコールが分解されてしまうと、その後に目覚めやすくなり、体はうまく休息状態にならないので疲れがとれないので仕事中に眠くなってしまうのです。
■ストレス
仕事やプライベートでのストレスが溜まりすぎると、布団に入ってもうまく寝むれない「不眠症」になったり、寝ても寝ても眠い「過眠症」などの睡眠障害になる場合があります。
もし、毎日強いストレスを感じていて、不眠症や過眠症の症状があるときは専門の病院での受診をしてみて下さい。
おわりに
仕事中に眠くなる原因は、ほとんど生活習慣が影響しています。
なので、生活習慣を整えて不規則な生活をしないようにすることが大切です。
就寝時間と起床時間を決めて可能な限り規則正しい生活に切り替えたり、休日にはしっかりとリフレッシュしてストレスの少ない健やかな体にしましょう。
アルコールの摂取もほどほどにしてくださいね。