寝ようと思って布団に入ったけど足が冷たすぎて寝れない・・・なんてことありませんか?
足が冷えてしまうと、寝る前に手で温めたりしても全然ダメなんですよね。
ようやく寝れても、夜中に足の冷えで起きることも・・・。
そこで今回は、足が冷たくて眠れない時の対処法について調べてみました。
足先が冷えて眠れないのはなぜ?
なぜ、足が冷えるとなかなか眠れないのでしょうか?
人間は寝るときに深部体温(身体の芯の温度)を下げることで快適に眠ることができます。
深部温度を下げるためには、手足の末梢の血管を拡張させ、血流を増やし、熱を放出させなくてはいけません。
しかし、もともと手や足が冷えていたら、熱を放出させてはいけないと脳が働くため深部体温を下げることが出来ず、眠りにつきにくくなってしまうのです。
つまり、足をしっかり温めることは、安眠の秘訣ともいえるのです。
足が冷たくて眠れない時の対処法
足が冷えて眠れないときは、まず足をしっかり温めてから眠りにつくようにすることが大切です。
体を温めるのに最も効果的な方法は「お風呂に入ってしっかり体を温める」ことです。
シャワーだけでは、体を十分に温めることができません。
そのため、寝る前に湯船にしっかり浸かって体を温めることがとても大切なのです。
体をしっかり温めるには、40℃以下のお湯に20分~30分くらいゆっくと浸かりましょう。
時間をかけてじっくり温まることで、体が湯冷めしにくくなります。
また、お風呂には、寝る1時間から1時間30前に入りましょう。
寝る1時間から1時間30分前にお風呂に入れば、体の深部温度がうまく下げられるタイミングで眠りにつくことがでるため、寝つきが良くなりますよ。
ゆっくりお風呂に入る時間がない場合は、足湯でもいいので、足をしっかり温めてみましょう。
しかし、お風呂でしっかり体を温めても、もともと冷え性の人は、すぐに足が冷えてしまいますよね。
そのため、お風呂からでたら、レッグウォーマーやモコモコ靴下などを履いて足が冷えないようにしておきましょう。
普通の靴下でも問題はありませんが、締め付け感がある靴下を履くと、足がより冷えてしまうことがあります。
そのため、足の締め付けが緩いものを履いた方が足の冷え予防になりますよ。
また、足を温めるときは、とくに足首を温めることを意識しましょう。
足首を温めると足全体が温まりやすくなります。
足が冷えてきたら足の指先を動かしてみるのもオススメです。
呼吸のリズムに合わせて、足の指をグーパーさせるだけで、徐々に足先が温まってきますよ。
慣れていないと足がつってしまう場合もあるので、ゆっくり行うようにしてくださいね。
足が冷たくて目が覚めるときの対処法
足が冷えていると眠りが浅くなり、眠れたとしてもすぐに起きてしまうということもありますよね。
せっかく眠れたのに、足の冷たさですぐに目が覚めてしまったら寝不足になってしまいます。
寝ている間に足が冷たくて起きてしまう・・・という場合は、寝ている間も足を冷やさないアイテムを使用しましょう。
■暖かいシーツや敷き敷パッドを敷く
シーツや敷パッドは、ふんわりとした暖かなタイプのものを敷いて寝るのがオススメです。
布団に入ったとき、ふわっと暖かな肌さわりの物の方が足も冷えずにすみますよ。
吸湿発熱タイプのシーツや敷パッドであれば、寝ているときでも足がそれほど冷えることなく眠ることができます。
■湯たんぽを使用する
湯たんぽは長時間温かさを持続できるため、足元に置いておけば足が冷えてしまうのを防ぐことができます。
湯たんぽはいちいちお湯を沸かさないといけないから面倒・・・
というイメージもありますが、最近では電子レンジで温めるだけの湯たんぽもありますよ。
私は電子レンジで温める「ゆたぽん」というグッズを使用していますが、やはり布団の中に入れておくと足の温かさが違います。
■足用の電熱マットを使用する
どうしても足が冷たくて眠れないときは、足用の電熱マットがオススメです。
普通の電気毛布は体全体を温めることができますが、温まりすぎて脱水状態になってしまうこともあります。
私も昔は、電気毛布を「強」にして一晩中つけていた時期がありますが、朝起きると体が乾燥してカラカラになっていました・・・。
足元だけであればそれほど乾燥しないですし、足が暖かいことでよく眠れるようになりますよ。
おわりに
足を温かくして眠ることは、睡眠の質を高める事にもつながります。
快適に眠れるように、足を冷やさないようにしっかり対策をしてみてくださいね。