「冷えは万病のもと」という言葉があるように、体の冷えは体に大きな影響を与えます。
とくに冷え性は女性に多く、つらい冷え性に悩んでいる人は多いのではないでしょうか・・・?
身体は毎日の食事によって栄養を吸収して作られるため、食べる物はダイレクトに健康に影響を与えます。
なので冷え性で悩む場合、毎日の食事の中で「体を温める食べ物や飲み物」を積極的に摂取するようにすれば冷え性を改善することができるのです。
身体が温まれば、免疫力もアップするので風邪などの病気にもかかりにくくなりますよ。
そこで今回は、身体を温める食材の見分け方と食べ物・飲み物を紹介します。
毎日の食生活を見直して、少しでも体の冷えを改善させましょう。
体を温める食材の見分け方
体を温める食材と冷やす食材の見分け方を紹介します。
中には例外もありますので、体を温める食べ物を選ぶときの目安程度に覚えておきましょう。
(※魚は全体的に体を温めるものが多いです)
(※肉は全体的に体を温めるものが多いです)
体を温める食べもの
体を温める食べ物と冷やす食べ物にはどんなものがあるのか、具体的にいくつか紹介しますので参考にしてみてくださいね。
にんじん、じゃがいも、さつまいも、やまいも、たまねぎ、ねぎ、にら、かぼちゃ、れんこん、ショウガ、ニンニク、赤唐辛子
りんご、桃、ぶどう、さくらんぼ、いちじく、オレンジ
まぐろ、かつお、鮭、いわし、さば、さんま
牛肉、鶏肉、シカ肉、ラム
納豆、チーズ、漬物
塩、醤油、味噌、黒砂糖、ラー油、唐辛子
なす、トマト、きゅうり、ゴーヤー、レタス、キャベツ、ほうれんそう、白菜、小松菜、セロリ、大根、もやし
マンゴー、バナナ、パイナップル、みかん、すいか、柿、キウイ、メロン、梨
うなぎ、はも
豚肉
白砂糖、酢、ドレッシング、マヨネーズ、バター
体を温める飲み物の見分け方
体を温める飲み物の見分け方と飲み物を紹介します。
体を温める飲み物と冷やす飲み物の特性を知って、飲み物で身体を冷やさないように気をつけましょう。
体を温める飲み物
紅茶、ほうじ茶、ウーロン茶、黒豆茶、シナモン茶、ショウガ湯、白湯、甘酒、ココア、赤ワイン、日本酒
緑茶、コーヒー、牛乳、豆乳、水、清涼飲料水、白ワイン、ビール、ウィスキー、焼酎
毎日コーヒーや緑茶を飲む人は多いと思いますが、カフェインが含まれているため、身体を冷やす飲み物と言われています。
カフェインには利尿作用があるため、尿と一緒に体の体温が逃げてしまう、という考えからです。
でも、カフェインの利尿作用は、身体の冷えとは関係ないという研究結果もあったりするんですよね・・・。
実際に寒い国の人々にもコーヒーは多く飲まれていますしね。
なので、どちらが正しいのかはわかりませんが、温かいコーヒーや緑茶であれば、それほど冷え性に影響はないんじゃないかなぁ~と個人的には思います。
おわりに
冷え性の人は体の中の熱が足りていない状態なので、冷たい料理はなるべく避けて温かい料理を食べるようにしましょう。
とくに冷え性にはショウガがいいとよくいいますよね。
我が家でも冷え対策の料理にショウガをよく使いますが、ショウガは加熱することで体を温める効果が高くなるので、料理に使用するときは加熱するのがオススメですよ。
また、寝起きは気温が低く体も冷えているので、朝に体を温める食べ物や飲み物を摂ると1日中冷えにくい体になります。
ツライ冷え性は毎日の食生活から見直して、体の中から改善していきましょう。