朝起きた時に「口が臭い」と言われたことはありませんか?
私も旦那に「寝起きの口臭がヒドイ」と言われたときはショックを受けました。
(旦那の方が何倍も口臭が強烈だと言い返してやりましたが・・・)
とくに寝起きには口から強いニオイが発生することが多いので、気にしている人はたくさんいると思います。
寝起きは誰でも口がネバネバして口臭が強くなりますが、しっかりと原因を理解して対策を行うことで口臭は軽減できますよ。
そこで今回は、寝起きの口臭の原因と対策についてお伝えします。
寝起きの口臭の原因
そもそもなぜ、寝起きは口臭がひどくなるのでしょうか・・・?
寝起きの口臭原因は、寝ている間に口内の細菌が増殖してしまうからです。
とくに寝ている間は唾液の分泌量が少なくなるため、唾液による殺菌効果や口内の洗浄効果が低下してしまいます。
なので、寝ている間にどんどん口の中の細菌が増えてしまい、起きたときの口の臭いはとくに気になる状態になってしまうのです。
また、寝ている間の細菌の増加のほかに、寝起きの口臭は寝る前に食べたものが影響しています。
食べ物が消化された後、食べ物から吸収したニオイの成分は血液に運ばれて、肺の中の空気と混ざって放出されます。
そのため、寝る前の食べ物のニオイが残っていると、食べたものによっては口臭の原因となってしまうのです。
寝起きの口臭対策
口臭の原因が歯周病や虫歯、抜歯などによるものである場合は、残念ながら根本的なところからしっかりと治療をしなくては口臭は抑えれません。
ですが、通常の口内の細菌や食べたものが原因で起こる口臭は、しっかり対策できればある程度、寝起きの口臭を防げますので試してみてくださいね。
■歯磨き・舌磨き
口の中の細菌数を減らすために、寝る前にはしっかり歯磨きをしましょう。
舌磨きをすれば、舌の上にもたくさんある細菌を取り除くことができますよ。
■食べ物と飲み物を気をつける
アルコールやニオイの強い食べ物は、翌日の口臭に影響を与える可能性が高いです。
とくに目覚めたときに口臭を発生させたくないときは、前日の食べ物、飲み物に気をつけましょう。
■水分をしっかり摂る
寝ている間に唾液の分泌量が少なくなることが口臭の原因になります。
唾液の分泌を増やすため、寝る前にコップ1杯の水を飲みましょう。
■重曹でうがいをする
寝る前に重曹入りの水で30秒ほどクチュクチュとうがいをするだけで、口臭を抑えることができます。
重曹水の作り方は、500mlの水に3g(スプーン1杯程度)の重曹を入れてまぜるだけ。
重曹水は口の中の殺菌効果があるといわれています。
また、重曹でうがいをした後は唾液の量が増えて、口内がスッキリしたり歯の表面がツルツルになる効果も期待できますよ。
朝起きた時の口臭対策
朝起きたときは、誰もが口の中がネバついてしまうので、口臭が発生しているのは仕方のないことです。
発生してしまった口臭は、歯磨きなどでしっかり対策をしましょう。
■歯磨き・舌磨き
寝る前にしっかりと歯磨きをしていれば、朝の歯磨きは寝ている間に増えた雑菌を取り除く程度の歯磨きで問題ありません。
また、舌の上にある雑菌を舌磨きで取り除くことも効果的です。
■マウスウォッシュを使う
マウスウォッシュで口内を清掃することで、ネバネバ感や寝ている間に溜まった古い唾液を洗い流すことができます。
■ガムを食べる
歯磨きやマウスウォッシュをした後にも口臭が気になるときは、唾液の分泌量を増やすためガムを噛んでみましょう。
せっかく歯磨きをした後なので、虫歯予防効果のあるキシリトール入りガムを選ぶようにしてくださいね。
おわりに
寝起きの口臭は誰もがあるとはいえ、やはり気になりますよね。
寝る前にしっかり歯磨きなどをして、口内の細菌を少なくしてしておけば、ある程度は防げます。
でも、しっかり予防しているのに口臭がヒドイ・・・というときは、虫歯や歯周病が原因ということもありますので、一度歯医者さんへ行って相談してみましょう。