疲れているときや元気になりたいとき、栄養ドリンクを飲むとなんとなく元気になってシャキッとするような気がしますよね。
疲れがたまっているときには毎日でも栄養ドリンクを飲みたいところですが、健康に悪いような気もします。
本当に栄養ドリンクは毎日飲んでも大丈夫なのでしょうか・・・?
そこで今回は、栄養ドリンクは毎日飲んでも大丈夫なのか調べてみました。
栄養ドリンクは毎日飲んでも大丈夫?
栄養ドリンクには、医薬品として販売されているもの、医薬部外品として販売されているもの、清涼飲料水として販売されているものがありますよね。
栄養ドリンクとしてイメージされるのは、ユンケルとかオロナミンCなどのコマーシャルでもおなじみの商品ではないでしょうか?
たとえばユンケルは、医薬品もしくは医薬部外品に分類される栄養ドリンクです。
基本的に医薬品もしくは医薬部外品などの栄養ドリンクは、1日の摂取量さえ守れば毎日飲んでも大丈夫です。
ただ、薬の原料にもなる生薬を含んでいるものは、毎日の習慣として飲むものではなく、疲労がたまっていたり体力が衰えているときに飲むものとして考えた方がいいかもしれません。
オロナミンCも栄養ドリンクというイメージですが、実は医薬品ではなく清涼飲料水です。
いわゆる炭酸飲料に分類されるものですね。
清涼飲料水に分類されている栄養ドリンクは、ビタミン類などが含まれていますが、毎日飲んでもとくに問題はないと考えられます。
栄養ドリンクに副作用はある?
多くの栄養ドリンクには、用法容量として1日1本など1日の摂取量がラベルに書いてあると思います。
なので基本的には1日の摂取量内であれば、毎日飲んでも問題ないはずです。
気をつけたいのは、1日の摂取量を超えて栄養ドリンクを飲むときです。
疲れたときや眠いとき、栄養ドリンクの効果が切れて「もう1本飲みたい!」と思うときもありますよね。
でも、栄養ドリンクは、多量に飲むのはあまり体によくありません。
なぜなら栄養ドリンクに含まれる成分には、1日の摂取量の上限が決まっているからです。
たとえば栄養ドリンクによく含まれているのがカフェインです。
眠気を吹き飛ばしたいときや疲れた時に飲む栄養ドリンクには、多くの製品にカフェインが入っています。
カフェインの効果には個人差があり、1日の摂取量は1日100㎎~300㎎くらいまで。
栄養ドリンクに含まれるカフェインの量は多いので、たとえ摂取量を守っていたとしても、毎日飲み続ければカフェイン依存症になる危険もあるのです。
とくにカフェインは、栄養ドリンクだけじゃなくコーヒーや緑茶などもに含まれているので、知らないうちに1日の摂取量をオーバーしていることも考えられるので気をつけてくださいね。
カフェイン依存症になってしまったら、カフェインの効果が切れると体がだるくなったり、集中力がなくなるなど、いろいろな体の不調が現れます。
さらに1日の摂取量を超えてカフェインを摂取していると、カフェイン中毒になることも・・・。
なのでカフェインに敏感な人は、できるだけカフェインレスの栄養ドリンクを飲むようにすると安心ですね。
また、栄養ドリンクによく含まれるタウリンも過剰摂取は避けましょう。
タウリンは肝臓の代謝を活発にしてサポートする効果がありますが、過剰摂取は胃や肝臓の負担になりますよ。
さらに栄養ドリンクには多くの場合、エネルギーを補給するための糖分がたくさん含まれています。
糖分の多い栄養ドリンクを毎日飲み続けることは、糖質の摂り過ぎにつながることもあります。
おわりに
毎日飲んでも問題ない栄養ドリンクなら、食事で不足する栄養を補う効果も期待できます。
たとえば、私は一時期、肌荒れがひどかったのでビタミンB群を多く含む栄養ドリンクを毎日飲んでました。
しばらくしてひどい肌荒れが改善されたので、栄養ドリンクを毎日飲んだ効果だと思っています。
栄養ドリンクは、ときどき飲むだけならそれほど成分を気にする必要はありません。
毎日栄養ドリンクを飲むのであれば、含まれている成分や糖質などをよく確認して、身体に負担のかからない商品を選ぶことが大切ですよ。
でも、できれば栄養ドリンクに頼らず、食事のバランスや規則正しい生活をして健康を維持したいものですね。