時間があればスマホをいじってしまう
スマホを持ってないと不安
─────そんなことないですか?
少しでもそう感じていたら、スマホ依存症かもしれません。
スマホ依存は自覚している人が少ないため放っておきがちですが、いつの間にか様々な弊害が起きることも・・・。
そこで今回は、スマホ依存による影響とスマホ断ちの方法についてまとめてみました。
スマホ依存はなぜ良くないの?
スマホって便利ですよね。
スマホは電話やメールなど他人との通信だけでなく調べごと、スケジュールの管理、ゲームなどでも暇つぶしもできます。
決して悪いものではないと思うのですが、スマホ依存はなぜ悪いといわれてしまうのでしょうか?
◆身体の不調を招く
スマホから放たれる電磁波や、スマホを見る姿勢は体に様々な不調をもたらします。
一時的なものであれば良いのですが、スマホ依存になってしまうと、これらの症状が慢性化してしまうことが考えられます。
・目の疲れ、ドライアイ
・肩こり、首こり
・イライラしやすい
・気分が落ち込みやすい
・疲れやすい
◆睡眠不足になりやすい
ついつい動画を見過ぎてしまった
ゲームをしていたら、いつの間にかこんな時間に・・・
スマホを使っていると時間が経つのがあっという間に感じませんか?
もちろん集中しすぎて寝る時間が遅くなってしまったということもあると思いますが、スマホから放たれる電磁波によっても睡眠不足になりやすくなってしまうのです。
睡眠には「メラトニン」という睡眠ホルモンが大きく関わっています。
メラトニンが正常に働くことで質の良い睡眠をとることができるのですが、電磁波がこのメラトニンを破壊してしまうため、睡眠のリズムが乱れ、安眠しにくくなってしまうのです。
睡眠不足になると、脳や身体の様々な機能が低下するため、仕事や勉強をする上でも悪影響となってしまいます。
◆考えることが減る
スマホがあれば、わからないことや思い出せないことも、検索するだけですぐに答えが見つかりますよね。
しかし、脳には例え答えがわからなかったりしても、考えるという過程が大切なんです。
スマホ依存になると子供でいうと学力が低下しやすい傾向にあり、大人でいえば仕事の効率を下げてしまう要因にもなります。
◆対人関係が下手になる
SNSなどを利用すると、世界中の人と簡単につながることができます。
しかし、このことにより沢山の勘違いを生んでしまうのです。
SNS上での人との繋がりや友達とのやりとりは、実際に人に会って築いた人間関係とは全く違うものですよね。
そのため、最近ではコミュ障(コミュニケーション障害)と呼ばれる人が多くなってしまっているのです。
スマホ依存を治す方法は?
自分がスマホに依存しているな・・・と感じていても、しっかり意識することでスマホ依存から脱却することができます。
しかし、すぐにスマホ断ちすることは難しいと思いますので、はじめは簡単なことから少しずつチャレンジしてみてくださいね。
◆スマホを使う上でのマイルールを作る
夜ベッドに入ったらスマホに触らない
食事の時はスマホを見ない
人といるときは電源を切る
SNSの返信は1日●回まで
スマホゲームは1日30まで
・・・など、スマホを使うときのマイルールを決めて守るようにしましょう。
はじめはできることからで構わないですが、必ず守るように意識してみてくださいね。
◆通知をOFFにしておく
通知をONにしておくと、何かしらの通知が届いているだけで気になってしまいますよね。
通知されないように設定しておけば、スマホから意識を遠ざけることができますよ。
設定はアプリやスマホ本体からすることができるので、確認してみてくださいね。
◆充電器や予備のバッテリーを持ち歩かない
充電器などを持ち歩かなければ、充電を気にしてスマホを使う時間も減らせますよね。
自然にスマホ以外で時間を潰そうとも考えるようになると思いますよ。
◆すぐに触れる、出せるところにスマホを置かない
室内であれば、自分のいる部屋ではない部屋に置いておく
外出時であればポケットなどではなく、バッグの1番下に入れてしまう
───といったように、すぐにスマホに触れない状態を作ってしまいましょう。
目につくところに置いてしまうとスマホに気をとられてしまうため、目に入らない場所に置くようにしましょう。
◆一番時間を消費するアプリを消してしまう
動画サイトやゲームなど一番時間を消費するアプリを思い切ってアンインストールしてしまいましょう。
そうすれば、自然にスマホを使う時間も減るはずです。
◆趣味を作る
時間があるからスマホを触ってしまうのです。
何でも良いのでスマホで時間を潰す以外の趣味を見つけてみましょう。
電車などの移動の時間であれば読書をしてみたり、夜であればDVDを見たり。
他のことで時間を潰せるようになれば、自然にスマホに依存しなくなります。
◆スマホ依存を治すアプリを活用する
スマホ依存アプリと検索すると、いくつかのアプリが出てきます。
自分だけで解決するのは無理であれば、アプリを活用してみてもいかもしれませんね。
おわりに
ついついスマホをいじってしまう、気になってしまう状態はもうスマホに依存しています。
しかし、今の現代ではスマホは生活に欠かせないものといっても過言ではないですよね。
スマホはとても便利なので活用することは問題ないですが、スマホがないと不安になるくらい依存してしまうのはよくありません。
スマホは、依存して日常生活に支障がでないように、うまく付き合う努力をしていくことが大切ですよ。