なぜだか無性にイライラしたり、怒ってしまうというのは人間誰しもがあることです。
しかし、イライラして怒りをぶつけてしまうと周りの人との関係にも亀裂が入ってしまい、さらには自己嫌悪になってしまうことにもつながります。
そこで今回は、イライラが収まらない原因の解消とイライラを抑える即効性の高い方法を紹介しますので、イライラするときに試してみてくださいね。
すぐに怒らない!イライラを即効で抑える方法
イライラすると、どうしても相手を攻撃しないと気が済まないようになってしまうことがあります。
そして、とことん相手を攻撃をした後に、冷静になってみると後悔をしてしまったり、
「なんてこと言ってしまったんだ・・・!」
と自己嫌悪に陥ってしまうこともありますよね。
イライラしているからといって、その感情を周りの人にぶつけてしまうと人間関係にもヒビが入ってしまいます。
そこで、日常生活でイラッとしてしまったときの即効性のあるイライラを抑える方法を3つ紹介しますので、試してみてください。
■10秒間我慢する
怒りの感情というのは一時的で突発的な感情でもあります。
また、怒りの感情の持続時間は秒6程度といわれています。
そのため、イラッとしても10秒間だけ我慢することで、自然とイライラを抑えることができるんです。
また、少し時間が経てば冷静に物事を考えることができるようになるので、まずはイライラしてしまっても我慢して10秒だけこらえてみましょう。
それでもまだ怒りの感情があり、イライラしてしまう場合はさらに時間を増やしてみて、自分がどれだけの時間をかければイライラを解消することができるのか自己分析してみてください。
■深呼吸をする
イライラしたときには、気持ちを落ち着けるためにも深呼吸をしてみましょう。
呼吸と心には密接な関係があり、呼吸は心に直接働きかけ、気持ちを安定させる力があるといわれています。
なので、イライラしてしまった時に深呼吸することで、イライラした感情を落ち着かせることができますよ。
■その場から立ち去る
どうしても友人相手や仕事上でイライラしてしまったときに、相手に感情をぶつけてしまうことがありますよね。
また、喧嘩をしている最中に余計にイライラの感情がヒートアップしてしまい、言わなくていいことまで言ってしまって相手を傷つけてしまうことがあります。
そんなときは、感情がヒートアップする前にその場から立ち去ることが大切です。
その場から立ち去ると「逃げている」みたいでカッコ悪いイメージがあるかもしれません。
また、相手から「逃げるのか!」といったように挑発される可能性もあります。
しかし、その場から立ち去るという行為は決して逃げているわけではありません。
嫌なことがあってその場で解決しようと思っても、どうしてもイライラの感情が抑えられず、解決するまでに時間がかかってしまうんですよね。
なので、その場で解決しようとせず、その場から立ち去ることで気持ちをリフレッシュすることが大切です。
イライラが収まらない原因を考える
なぜだか何をしていても無性にイライラが収まらないとがあると思います。
そんなときは、紙に自分がイライラしていることを全て書き出してみましょう。
実は、この紙にイライラしていることを全て書き出すという行為はとても大切なんですよ。
紙に書きだすことで、自分が今抱いてしまっている問題や負の感情を整理することができるので、イライラした気持ちを解消するのに役立つのです。
また、自分がイライラしてしまった時にどのような感情を抱くのかを冷静に自己分析することもできるようになりますよ。
イライラした感情を紙に書きだすことは、時間がかかってしまうという点では即効性は低いですが、後になって考えると
「自分は何でこんなことで怒っていたのだろう?」
という反省点を見つけることもできます。
なので、イライラしたときの対処法としても、自分をよく知ることができる行為としても役立つので、ぜひ試してみてくださいね。
おわりに
イライラしてしまったときは感情を相手にぶつけてしまう前に、10秒くらい我慢して深呼吸してみてください。
一度冷静になることで、イライラを抑えることができるようになります。
イライラが収まらないときは、紙にイライラの原因を書き出して自己分析してみると冷静になれるきっかけになりますよ。