お風呂に入はいっているとき気になってしまう鏡の曇り。
蒸気があるから仕方ないんだろうなとは思いつつも、鏡が曇っていると何も見えなくて困ることもありますよね。
そこで今回は、入浴中でも鏡を曇らせないようにするにはどうしたらいいのか、調べてみました。
お風呂場の鏡が曇る原因は2つ
お風呂場の鏡が曇る原因は2つあります。
1つはご存知の通り、水蒸気によるものです。
鏡は熱伝導率が低いガラスでできているため、浴室内は温かくなっても鏡は冷たいままなんですよね。
だから、鏡に付いた水蒸気が冷えることで曇ってしまうんです。
もう1つは意外に思うかもしれませんが、水垢などの汚れです。
お風呂に入る前は曇っていなかったのに、お風呂に入ると鏡が曇るなら水蒸気だけが原因です。
だけど、お風呂に入る前から鏡が曇っていたらそれは汚れている証拠です。
鏡の曇り対策をする前に、まずは鏡を掃除しましょう。
鏡の曇り対策として、歯磨き粉を塗るといいってよく言いますよね。
それは歯磨き粉に含まれる研磨剤が、鏡に付いた水垢などの汚れを落としてくれるからです。
だけど、この方法はあまりオススメできません。
歯磨き粉の種類によっては、研磨剤の粒が大きくて鏡を傷付けることがあるので注意してくださいね。
浴室の鏡を曇らせないようにするためには?
鏡が曇る原因が分かったら、次はどう対策をするかですよね。
鏡が曇るのは水蒸気が原因なので、手っ取り早く曇りを取り除くには鏡にシャワーをあてて鏡を温めることです。
しばらくの間、シャワーで温かいお湯をあてれば鏡が温まって曇りが取れてきますよ。
温めるほかにも鏡の曇り対策があるので、いくつか紹介しますね。
■ジャガイモやジャガイモの皮を使う
切ったジャガイモの断面やジャガイモの皮で、鏡の表面を拭きます。
その後、シャワーで流し乾いたタオルで拭きましょう。
ジャガイモに含まれるでんぷんが鏡に膜を張ってくれ、水蒸気や水垢が付くのを防いでくれます。
■石鹸やシャンプーなどを塗る
石鹸やシャンプーなどに含まれる界面活性剤が、水の膜を張って鏡が曇るのを防いでくれます。
スポンジなどを使って薄く塗るだけでいいのですが、汚れの原因となるので入浴後はきちんと洗い流しましょう。
■液体のりを塗る
学校などでよく使う液体のりも、曇り対策に使えます。
乾いた鏡に液体のりを塗ってシャワーで流したら、乾いたタオルで拭きましょう。
液体のりに含まれる成分が、湿気を吸収してくれます。
ジャガイモや液体のりを使った曇り対策の効果はしばらくの間持続しますが、難点は汚れの原因となってしまうことです。
なので、鏡の曇り止めの効果が続いていても数日経ったら定期的に鏡を洗いましょう。
汚れが付いたまま放置すると、余計に鏡の曇り原因となってしまうので注意してくださいね。
おわりに
洗面所の鏡が曇る原因も、浴室の鏡と変わりません。
髪を乾かす前に、ドライヤーの風を数秒ほど鏡にあてるだけでも曇りは簡単に取れますよ。
ぜひ試してみてくださいね。