暑い季節の必需品ともいえる扇風機ですが、掃除の仕方に困りませんか?
とくに羽根(プロペラ)の部分に埃がたまっていると、キレイに掃除するのに苦労します。
扇風機についたホコリは、どのように掃除したら良いのでしょうか?
そこで今回は、扇風機の掃除の方法とホコリ対策について調べてみました。
扇風機の掃除の方法
扇風機を使用していると、いつの間にか羽根の部分にホコリが溜まってしまいますよね。
そこから風が出ていると思うと嫌なものです。
しかし、羽根の部分はカバーで覆われているため、羽根のホコリをキレイにするには、扇風機を分解する必要があります。
そのため、まずは取扱説明書を見て、扇風機が分解できるか確認してみてください。
分解できる扇風機は、カバーを外して掃除していきましょう。
1.コンセントを抜いておく
扇風機が急に稼働すると危険なので、必ずコンセントを抜いておきましょう。
2.カバーを外す
一般的な扇風機は、前カバーと後ろカバーに分かれる構造になっています。
カバーは上下左右にツメが引っ掛かるように留めてあるので、それを外します。
外すときは少し力が必要なので、ケガをしないように気をつけてください。
事前に掃除機でホコリを取り除いてから外すと、カバーを外したときにホコリが舞うのを防ぐことができますよ。
3.羽根を外す
多くの扇風機は羽根を右回しに回すと外れるようになっています。
外れない場合は、取扱説明書を確認してみてくださいね。
4.掃除機をかける
カバー、羽根の部分に溜まったホコリは、まず掃除機で吸い取りましょう
ハンディータイプの掃除機があると便利です。
5.扇風機を拭く
水に濡らして固く絞った雑巾で本体や羽根など全体的に拭いていきます。
ビショビショにに濡れた雑巾を使うと故障の原因にもなるので気をつけてください。
6.水洗いをする
カバーや羽根など水洗いできるものは水洗いしましょう。
それほどホコリがひどくない場合は、水拭きだけでも十分です。
カバーなどに油汚れがついてしまっている場合は台所用中性洗剤で軽く洗ってください。
油汚れがひどく、中性洗剤のみでは落ちない場合は、重曹を使うときれいに落とすことができますよ。
- 重曹水(水100mlに対し重曹小さじ1)をスプレーボトルに入れる
- 油汚れがひどい部分に作った重曹水をスプレーし、20分放置する
- 水でしっかりすすぎ、風通しのよい場所で陰干しにする
7.元に戻す
全部の掃除が終わり、水洗いした部品もしっかり乾いたら、分解方法と逆の順番で取り付けていきましょう。
組み立てが終わったら、コンセントを入れて扇風機がきちんと稼働するかを確認してください。
分解できない扇風機の掃除の仕方は?
取扱説明書を確認したら分解できない扇風機だった・・・、という場合もありますよね。
分解できない扇風機はカバーを外せないので、羽根のホコリを取り除くのは大変ですが、ホコリを取るブラシなどを使い、できる範囲でキレイにしていきます。
ひどいホコリになると掃除が大変になるので、分解できない扇風機の場合はこまめに掃除をしてくださいね。
1.コンセントを抜く
掃除をはじめる前は、最初に必ずコンセントは抜いておきます。
2.掃除機をかける
取れる範囲のホコリを掃除機で吸い取りましょう。
3.ホコリを取る
ホコリを取り除くブラシなどを使い、扇風機のホコリを取り除きましょう。
羽根の部分はカバーの隙間から中にブラシなどを入れて、出来る範囲でホコリを取り除きましょう。
細かい部分は綿棒などを使うと便利です。
4.扇風機を拭く
水で濡らして硬く絞った雑巾を使って扇風機全体を拭いたら終了です。
扇風機のホコリを防止するには?
扇風機はまわりの空気を利用して風を起こしているため、空気を吸い込む際にどうしてもホコリも一緒に吸い込んでしまします。
そのため、他の電化製品に比べても扇風機はホコリが溜まりやすいんです。
掃除をすればホコリは除去できますが、わざわざ何度も扇風機を分解するのは面倒ですよね。
そんな面倒な掃除を減らすためには、ホコリを扇風機に寄せ付けないような対策をとっておきましょう。
◆扇風機カバーの使用する
扇風機カバーをつければ、羽根などにホコリが入り込むのを防ぐことが出来ます。
さらに、小さな子供やペットがカバーの隙間から羽根に手を突っ込むのを防ぐこともできますよ。
扇風機にカバーをかけることで、やさしい風当たりになるのでオススメです。
◆帯電防止スプレーの使用する
空気と羽根が接触することで摩擦が起こり、静電気が発生します。
その静電気にホコリが吸着するため、扇風機にはホコリが溜まりやすくなってしまうのです。
そのため、帯電防止スプレーを吹きかけておけば、静電気の発生を抑えることが出来るので、ホコリの防止にもなります。
帯電防止スプレーがない場合は、洗濯物に使う柔軟剤でも代用できます。
柔軟剤を少量乾いたタオルの含ませ、羽根やカバーなどホコリが付きやすい部分に薄く伸ばしておきましょう。
柔軟剤をつけ過ぎると故障の原因になるので、薄く伸ばすようにつけておくのがポイントです。
おわりに
シーズンが終わって扇風機をしまうときには、ホコリが付かないようにカバーをつけておきましょう。
ホコリが溜まらないように対策しておけば、翌年に出した時の掃除が楽になりますよ。
面倒な扇風機の掃除の手間を少しでも楽にするためにも、ホコリ対策もしっかりしてくださいね。