お弁当や冷めたご飯を温めるのに使ったり、何かと大活躍してくれる電子レンジ。
だけど、電子レンジは頻繁に使うからこそ、気になるのが汚れですよね。
しばらく放置してしまった電子レンジの汚れは、落とすのがとても大変です。
そこで今回は、電子レンジの掃除の仕方と予防策を紹介します。
電子レンジの掃除のやり方
電子レンジの汚れは、食べ物や飲み物を温めたときに吹きこぼれたり、中身が飛び跳ねたりすることで汚れていきます。
なので、電子レンジの主な汚れの原因は食材による油汚れなどです。
油汚れは、温めることで簡単に落とすことができます。
また、食材の汚れも温めればふやけるので、電子レンジを掃除するコツは温めることなのです。
■電子レンジの汚れの落とし方
電子レンジ内の汚れには重曹やクエン酸を使いましょう。
- マグカップなどの耐熱性のカップ
- 水 200ml
- 重曹 水200mlに対し大さじ1
クエン酸は、電子レンジの嫌なニオイも取ることができますよ。
- マグカップなどの耐熱性のカップ
- 水 200ml
- クエン酸 水200mlに対しクエン酸小さじ4
まずはマグカップなどの耐熱性のコップに水を入れて、その水の中に重曹またはクエン酸を溶かしてレンジでチンしましょう。
500Wのレンジで3~5分くらい加熱すればOkです。
加熱時間は、様子を見ながら吹きこぼれないように調節してくださいね。
水が沸騰することで水蒸気が発生し、重曹やクエン酸などの成分が水蒸気とともに電子レンジの庫内に広がります。
加熱が終わったら、そのまま電子レンジの庫内が冷めるまで放置しましょう。
水蒸気で電子レンジ内を蒸らすことで、汚れを落ちやすくするんです。
20~30分くらい放置したら、濡れ雑巾などで庫内を拭きましょう。
このときコップに入れた重曹水やクエン酸水を雑巾に染み込ませてから拭くと、さらに汚れを落としやすくなりますよ。
水分を残したままにするとカビが発生するので、汚れを拭き取ったら乾いた雑巾などできちんと水分も拭きとってくださいね。
電子レンジの臭いが気になる場合は、レモンなどの柑橘類の皮を小皿にいれレンジで温めても取ることができます。
500Wで1~2分程で大丈夫です。
柑橘類には、「リモネン」と呼ばれる消臭効果のある成分が含まれているんですよ。
電子レンジで温めることで、その成分が電子レンジ内に広がって嫌な臭いを取ってくれます。
電子レンジを汚さないようにする方法
電子レンジの汚れは、食べ物や飲み物の吹きこぼれや飛び跳ねです。
ということは、食べ物や飲み物を温めるときに吹きこぼれたり、飛び跳ねないように注意すればいいんですよね。
食材を温めるとき、きっちりとラップをすると思いますが、それでは中の蒸気が逃げる場所がなくて飛び跳ねる原因となります。
ラップをして温めるときは、軽くラップをするか、爪楊枝などでいくつかの穴を空けるなどして蒸気が逃げられるようにしましょう。
飲み物を温めるときはラップをしませんが、吹きこぼれを防ぎたいときはラップをした方がいいですよ。
もしくは、キッチンペーパーをラップ代わりにカップの上にのせ蓋替わりにしてください。
電子レンジ用の汚れ防止シートも売られているので、それを電子レンジの中に敷いておくのもいいかもしれませんね。
電子レンジの中に食べ物や飲み物が飛び散って汚れてしまったら、すぐに拭き取りましょう。
時間がたってからよりも、すぐに拭いた方が簡単に汚れを取れますよ。
おわりに
電子レンジの汚れって、こびりついていて取るのが大変そうですが、とっても簡単に落とすことができます。
ぜひ重曹やクエン酸を使って、定期的にお掃除してみてくださいね。
びっくりするくらい簡単に綺麗になりますよ。