子供はお気に入りのおもちゃを常に持ち歩いたりしますが、気になるのがおもちゃに付いた汚れです。
車などのおもちゃなら拭けば綺麗になりますが、ぬいぐるみはどうしていますか?
汚れたぬいぐるみをずっと子供に持たせるのも不衛生だけど、普通に洗ってしまっていいものなのか悩みますよね。
そこで、今回はぬいぐるみの洗濯方法ついてまとめてみました。
ぬいぐるみを洗濯する方法は?
まずは、ぬいぐるみが洗えるかどうか確認してみましょう。
ぬいぐるみにも洗濯表示されているものがあります。
ぬいぐるみのタグに洗濯機マークや手洗いマークが書かれているものは、水に濡らしても大丈夫なので洗うことができますよ。
洗濯表示がない場合は、ぬいぐるみの素材や中に入っている詰め物をチエックしましょう。
詰め物が、ポリエステル、ビーズ、パイプなどなら洗うことができますよ。
でも、ぬいぐるみが人工皮革などの革で作られている場合は洗えません。
一部分でも革が使われていたら、普通に洗うとぬいぐるみの形がおかしくなるかもしれないのでやめておきましょう。
あとは、ぬいぐるみが色落ちしないかもテストしてください。
水で濡らしたタオルで軽く叩いてみて、色が移るようでしたら色落ちする可能性があるので洗わない方が無難です。
ぬいぐるみを洗うときは付属品を取り外し、エマールやアクロンなどのお洒落着用洗剤を使って洗います。
手洗いの場合は洗面器などに洗剤を溶かしてから、ぬいぐるみを入れて押し洗いしてください。
洗濯機で洗うなら、タオルでぬいぐるみを包んでから洗濯ネットに入れて洗います。
そうすることで、洗濯機で洗っても型崩れを防ぐことができるんですよ。
普通に洗濯機で洗うとぬいぐるみの型崩れの原因になるので、手洗いコースやドライコースで洗濯してくださいね。
仕上げには柔軟剤も忘れないようにしましょう。
柔軟剤を使うことで、ぬいぐるみのふわふわした風合いを保つことができますよ。
洗濯が終わったら洋服ブラシで毛並みを整え、ぬいぐるみの形を整えてから風通しのいい日陰に干してください。
直射日光に当てるとぬいぐるみの生地が傷んでしまうので、注意してくださいね。
表面が乾いていても、中の詰め物が乾いていない場合もあります。
中身が濡れたままだとカビが生える原因になるので、ぬいぐるみの表面が乾いていてもしばらくは干しておくといいでしょう。
ぬいぐるみが洗濯できないときは重曹を使う
洗濯できないぬいぐるみは、重曹を使ってキレイにすることができます。
やり方は下記の通りです。
- ぬいぐるみが入る大きさのビニール袋にぬいぐるみと重曹を入れる
※重曹の量は中サイズのぬいぐるみでカップ1杯 - 袋の口を縛り、重曹がまんべんなくぬいぐるみにいきわたるように振る
- 30分~1日放置
※重曹は湿気があると固まってしまうので、湿気のない乾燥した場所に置く - ぬいぐるみについた重曹を落とす
※落としきれなかった重曹は掃除機で吸い取る
キレイにしたぬいぐるみがゴワゴワしていたら、酢かクエン酸を薄めた物をスプレーするといいですよ。
重曹はアルカリ性なんですが、そのアルカリ性によってぬいぐるみがゴワゴワしてしまうんです。
なので、酢やクエン酸などの酸性の物を使って中和させることで、ぬいぐるみのゴワゴワを解消できるんです。
電池で動くぬいぐるみは、電池を入れる部分をテープで覆うなどして重曹が入らないようにしてください。
重曹入り込んでしまうと壊れてしまう可能性があるので気を付けてくださいね。
おわりに
ぬいぐるみの汚れの原因は、手垢や埃などなので洗剤や重曹などで簡単に落とすことができます。
でも、洗濯のし過ぎはぬいぐるみが傷んでしまいますよ。
洗濯する頻度としては、子供がよく遊んでいるぬいぐるみなら月1回、インテリアなら2~3ヶ月に1回ぐらいを目安にしてくださいね。
ぬいぐるみの普段のお手入れは、陰干しをしたり、掃除機をかけるだけで十分ですよ。
お気に入りのぬいぐるみが汚れたら定期的に綺麗にして、長く愛用してくださいね。