日焼けやシミを気にして外出のときには日焼け止めや帽子など紫外線対策をしても、室内では紫外線対策をしている人は少ないと思います。
部屋の中なら平気と思いがちですが、実は室内にも紫外線は入り込んでいます。
では、家の中での紫外線の影響はどのくらいなのでしょうか・・・?
そこで今回は、室内での紫外線の影響と対策について調べてみました。
室内でも紫外線対策は必要?
家の中で紫外線対策をする人は少ないと思いますが、室内にいても紫外線の影響はあります。
たとえば日当たりのいい部屋では、太陽の光が差し込むので必ず紫外線が入ってきますよね。
日当たりの良くない部屋や窓から離れた場所なら大丈夫かというと、実は、紫外線は壁や床を反射して室内全体に行き渡っているんです。
なので、たとえ窓からは離れた場所であっても屋外の10%程度紫外線が入ってきているといわれています。
つまり、窓のある室内では、多少なりとも紫外線の影響があるわけです。
一般的に窓ガラスは紫外線を約60%通過するといわれています。
もちろん、屋外ほどの紫外線の影響を受けることはありませんが、室内でも毎日少しずつ紫外線を浴びていれば、将来影響がでてくるかもしれませんよね。
なので、やはり家の中にいても紫外線対策はしたほうが良いといえますね。
室内の紫外線対策はどうしたらいい?
紫外線は窓から入ってくるので、窓に紫外線対策をするのがオススメです。
また、屋外と同じように日焼け止めを塗ったり、露出の少ない服にすると紫外線の影響を少なくすることができます。
■UVカットのカーテン
カーテンには紫外線をカットしてくれるものがあります。
紫外線対策でカーテンを使用する場合は、部屋の明るさを確保するためレースカーテンに紫外線カット効果があるもので対策するのがオススメです。
私も紫外線カット効果のあるミラーレースカーテンを使用しています。
ミラーレースカーテンは、外から家の中が見えにくいようになっているので、窓を開けておきたい季節にもオススメですよ。
■UVカットの窓ガラスフィルム
カーテンをつけられない場所には、窓に直接貼って紫外線をカットするフイルムを使用しましょう。
商品によりますが紫外線をほぼカットしてくれるものがあり、紫外線対策にはとても有効的なアイテムです。
ただし、マンションなどを賃貸しているの場合は、転居時にUVカットフイルムを剥がす手間がありますので、その点は気を付けて下さいね。
■日焼け止めを塗る
外出するときにだけでなく、家の中でも日焼け止めを塗っておきましょう。
室内で使用する日焼け止めは、「SPF10~20」「PA+~++」くらいの肌にやさしい日焼け止めで充分です。
汗をかいたり日焼け止めを塗った場所を擦ると効果が薄れてしまうので、こまめに日焼け止めを塗り直しましょう。
■UVカットのメガネやサングラス
目は粘膜のため、紫外線の影響を受けやすい場所です。
目が紫外線の影響を受けると、脳が反応して体内でシミの原因ともなるメラニン色素の生成を促進してしまいます。
なので、UVカット効果のあるメガネやサングラスをかけておくと安心ですね。
■露出の少ない服装にする
夏になると、家の中では露出の多い格好になりがちですよね。
やはり肌が露出していれば、そのぶん紫外線の影響を受けてしまうので、できるだけ露出の少ない格好で過ごしましょう。
おわりに
紫外線は窓から入ってくるので、室内にいたとしても多少なりとも紫外線の影響を受けています。
紫外線のダメージは蓄積するともいわれているので、毎日のダメージがいつの間にか老化の原因になるかもしれません・・・。
なので、家の中にいても紫外線対策はするようにしましょう。
日焼け止めなど塗るのが面倒なときは、UVカット効果のあるカーテンなどを使用して、しっかりと室内の紫外線対策をするようにしてくださいね。