メイクしたまま 寝る

女性は普段外出するとき、メイクをして出かける人がほとんどだと思います。

でも、夜疲れて帰宅した時には、化粧を落とさずにそのままベッドで寝たいという誘惑にかられることもありますよね。

メイクしたまま寝るのが良くないということは知っていても、実際にお肌にどんな影響があるのかピンとこないという人もいるのではないでしょうか・・・?

そこで今回は、クレンジングをしないでメイクしたまま寝る場合、どんなことが起こってしまうのか、その「怖い影響」と対処法についてまとめました。

 




 

メイクしたままま寝ると肌にどんな影響がある?

女性が必ずといっていいほどしているお化粧ですが、実はお肌にとっては単に「汚れ」でしかありません。

お肌の欠点を隠してキレイに見せるためのメイクが「汚れ」だなんて、ちょっと納得がいかないような気もしますね・・・。

 

しかし、たとえ美肌成分が配合されている化粧品だったとしても、お肌にしてみれば「異物」です。

 

中でも、ファンデーションには、お肌となじみやすくするために、油性成分や顔料が多く含まれています。

それをクレンジングせずにそのまま寝てしまうと、寝ている間に出る顔の汗と混じり合って、雑菌が繁殖する可能性もあります

 

しかも、メイクをべったりのせたまま寝てしまうことは、顔の上に雑巾をかけて寝ているようなもので、お肌は呼吸できなくなります。

そして、そんなことを繰り返していると肌の新陳代謝が遅れるために古い角質が残ったままになり、厚くざらついたお肌になってしまうんです・・・。

 




 

メイクしたまま寝た次の日の対処法は?

化粧をきちんと落とした方がいいとは思っていても、お酒を飲んで帰ってきた時など、気が付いたらメイクをしたままベッドに寝ていた、なんてことありますよね。

起きて「しまった!」と思った時、お肌のためにできる対処法を紹介します。

 

■たっぷりクレンジング


まずは、たっぷりのクレンジングですぐさまメイクを落としましょう。

力を入れてこする必要はありません。

焦らず、いつもより念入りにマッサージするようにし、すすぎもぬるま湯で十分に時間をかけて行いましょう。

 

■泡で洗顔


クレンジングの次は、洗顔料をしっかり泡立てて洗顔しましょう。

このときもゴシゴシこするのではなく、泡をクッションのように肌にあて、やわらかく洗い流します。

洗顔は、必ずぬるま湯で行うようにしてください。

熱すぎず冷たすぎないお湯で洗うことで、毛穴をしっかり開かせることができます。

 

■しっかり保湿ケア


清潔なタオルをつかって、お肌の水分をとったら、化粧水や保湿美容液を使ってたっぷり保湿ケアを行います。

 

■早めに就寝


お肌に大きな負担をかけてしまった次の日は、できるだけ早く就寝するようにします。

このとき、もちろんきちんとクレンジングすることを忘れずにしましょう。

睡眠時間は、お肌がダメージを修復する大切な時間です。

ですので、負担をかけてしまった翌日はたっぷりと休息させてくださいね。

 

おわりに

メイクをしたまま寝るなんて、しっかり美容に気を使っている人から言わせれば、とんでもない話でしょう。

でも、普段仕事やプライベートに忙しい女性にとって、ついうっかりメイクしたまま寝てしまったというときもあるものですよね・・・。

 

メイクを落とさずに寝ないようにするには、まず、帰宅したらすぐにメイクを落とす習慣をつけることが大切です。

なので、メイクを落とすことが面倒なときに、さっと落とせるふき取りタイプのクレンジングを常備しておきましょう

ただし、ふき取りタイプのクレンジングは、普通のクレンジングよりお肌へのダメージが大きいので、簡単だからといって毎日拭き取りタイプですませるのはNGですよ。