野菜を沢山食べようと思っても、生野菜では1回の食事で食べられる量に限界があります。
その点、野菜ジュースはいろいろ種類の野菜を食べるよりも効率よくビタミンや食物繊維を補えるので、健康維持にも役立ちますよね。
そんな野菜ジュースは、健康維持だけじゃなく肌をきれいにする効果も期待できるのですが、気をつけないとかえって肌にダメージを与えることもあるのです・・・。
そこで今回は、野菜ジュースを飲んで美肌になるポイントと飲むときの注意点をお伝えします。
野菜ジュースで肌がきれいになる理由
野菜ジュースには、野菜に含まれるビタミンなどの栄養を多く摂取できるので、ビタミンのバランスが乱れることで起こる肌トラブルを防ぐ効果があります。
肌をきれいに保つためには、ビタミン類のバランスがとても大切です。
ビタミンの種類は13種類ありますから、野菜ジュースの材料を工夫すれば、1杯のジュースで数多くのビタミンを補うことができますよね。
とくにビタミンCに関して言えば、シミやしわを防ぐ美肌のカギになりますから、ビタミンCの欠乏は、肌荒れや老け肌に直接結びつきます。
肌をきれいにするためには、ビタミンCを豊富に含む野菜を材料にした野菜ジュースがオススメです。
ピーマン
ゴーヤ
ブロッコリー
キャベツ
トマト
イチゴ
キウイフルーツ
柿
パパイヤ など
野菜ジュースの効果的な飲み方
コンビニやスーパーの飲料品のコーナーに行けば、たくさんの種類の野菜ジュースがありますよね。
野菜と果物をミックスしているものや、野菜の濃度に特化しているものなど、本当に種類が豊富で迷ってしまいます。
10種類以上の野菜を材料にしている野菜ジュースなどは、自分で材料を準備して作るよりも経済的で手間もかからないので便利なものですね。
ですが、健康のため、肌をきれいにするために野菜ジュースを役立てるのであれば、市販のものよりも手作りの野菜ジュースの方をオススメします。
もちろん、市販の野菜ジュースでもビタミンなどの栄養を補うことはできるのでムダになるワケではありません。
ですが、市販の野菜ジュースは製造工程で加熱処理されているので、野菜の栄養をそのまま補うことはできないのです。
食物繊維などもそのまますべて摂取できる市販の野菜ジュースはほとんどないので、手作りの野菜ジュースにはどうしても勝てないんですね。
なので、自宅で野菜ジュースを飲む場合は、できるだけ手作りにした方が美肌効果を期待できますよ。
外食の時やコンビニ弁当でランチを済ませる時には、栄養バランスや美肌効果を期待して市販の野菜ジュースを飲むといいですね。
野菜ジュースを飲むときの注意点
野菜ジュースというと「朝に飲む」というイメージがありませんか?
朝食の代わりに野菜ジュースやグリーンスムージーを飲むのはダイエットにも良さそうですよね。
でも、肌のことを考えて野菜ジュースを飲む場合には、注意しなければいけないことがあります。
それは光毒性をもつといわれる「ソラレン」という成分を含む野菜や果物を使った野菜ジュースは、朝に飲むのは控えた方がいいということです。
なぜなら、ソラレンは紫外線の感受性を強くする作用があるからです。
ソラレンは約2時間程度で体に行き渡り、その後7時間もの間、紫外線の影響を受けやすい時間が継続してしまいます。
つまり、朝ソラレンを含む野菜ジュースを飲んだら、ほぼ1日中、日焼けしやすい状態になってしまうんです。
美肌になりたいのに1日中、肌が紫外線の影響を受けていたら、意味がないですよね・・・。
キュウリ
セロリ
パセリ
三つ葉
パクチー(コリアンダー)
レモンやオレンジなどの柑橘類
ソラレンを含んでいない材料だけを選んで作った野菜ジュースなら、朝に飲んでもとくに問題はありません。
野菜や果物の中にソラレンが入っているか、その判断が難しい場合は、夕方以降の紫外線の影響を受けない状態になってから野菜ジュースを飲むのがオススメですよ。
おわりに
野菜ジュースは手作りした方が美肌効果が期待できるので、時間のある時は作ってみてくださいね。
また朝に野菜ジュースを飲む場合は、ソラレンが含まれている野菜が入っているかどうか確認してみましょう。
もし、ソラレンが含まれている野菜ジュースを朝に飲んだ場合は、外出する前にしっかりと日焼け止めを塗るようにして、肌が紫外線の影響を受けないように心がけるようにしてくださいね。