雨の日は朝しっかりセットしてたのに、いつの間にか髪の毛がうねってしまう・・・そんな経験ありませんか?
私はくせ毛なので雨の続く梅雨の時期には、毎日髪の毛がうねってしまい嫌になります。
そこで今回は、雨の日に髪の毛がうねる原因やうねらないようにする方法についてまとめてみました。
雨の日に髪の毛がうねる原因は?
髪の毛のうねりは、雨などで湿度が上がると髪の水分保有量がぐんと上がることでおきてしまいます。
雨による湿気が髪の毛に吸収され、水分保有量のバランスが崩れることで髪の毛のうねりを引き起こしてしまうんです。
髪の毛のうねりには、髪の毛のキューティクルが関わっています。
キューティクルとは毛髪の表面を覆っている部分のことです。
キューティクルには、外部の刺激から毛髪内部を守り、たんぱく質や水分が失われないようにする働きに加え、髪につやを与えるという役割もあります。
ですが、キューティクルは髪の毛を染めたり、パーマをかけたり、日光を長時間浴びたりすることなどが原因で少しずつ損傷してしまうんです。
もし、毛先に枝毛や切れ毛が見られたら、キューティクルがほとんど剥がれ落ちてしまっている状態ですよ。
キューティクルが損傷すると、毛髪内部を守る働きが低下してしまいます。
そこに雨の日の多湿な空気が入り込み、髪内部の水分量が増え、髪の毛がうねる原因になってしまうのです。
また、日本人は個人差がありますが約7割の人がくせ毛だといわれています。
くせ毛の状態は、髪に水分が溜まりやすい部分と乾燥しやすい部分ができやすく、髪の毛の水分保有量のバランスが崩れやすいため、雨の日にうねりが出やすくなってしまうのです。
雨の日に髪の毛がうねらない方法とは?
一般的に健康的な乾いた髪の水分保有量は11~14%といわれています。
髪の毛をうねらないようにするためには、水分保有量を健康的な量に抑えることが大切です。
髪の毛をうねらせないための大切なポイントは、髪をしっかりドライヤーで乾かすということです。
とくに髪のくせが強い場合は、いろいろな方向からドライヤーの風を当てると、くせやうねりが出やすくなってしまうので注意してくださいね。
ドライヤーを当てる順番は 前髪→後頭部→サイド→前頭部 です。
前髪を乾かした後は、後ろから前にかけてドライヤーを当てることで効率的に髪の毛を乾かすことができますよ。
根元がぬれたままだと髪の毛のうねりが出やすいので、根元までしっかり乾かすようにしましょう。
しっかり髪の毛を乾かし、髪の毛の水分量を少なくすることで、髪のうねりを抑えることができますよ。
湿気が髪の毛に吸収されないように防いでくれるヘアクリームなどを利用すると、さらに効果的です。
また、髪の毛のうねりを抑えるためのアイテムとしてよく使われるのがヘアアイロン(ストレートアイロン)ですよね。
簡単にストレートヘアを作ることができるので便利なアイテムです。
ヘアアイロンを使用するときのポイントは、乾いた髪に使うこと、温度は高くしすぎないことです。
この2点を守らないと髪を傷め、バサバサになったり髪の毛の広がりの原因になりますので注意してくださいね。
- 髪の毛をしっかり乾かし、髪の毛を6~9束にわけておく
- ヘアアイロンの温度は150度くらいにあげておく
- 後頭部からサイドの順でアイロンをあてる
- 根元が段にならないように根元の少し下からアイロンを当て、少しずつ毛先は滑らせていく
- 全体にヘアアイロンをあてたら、途中で崩れないようにヘアスプレーをふきかけておく
ヘアアイロンも毎日使うと髪の毛が傷む原因になります。
毎日手間をかけずに髪の毛のうねりを抑えたいのであれば、美容院で縮毛矯正をするという方法もありますよ。
また、髪の毛のキューティクルを守るためにも、うねりを防ぐシャンプーやリンスを使ってみるのもオススメです。
雨の日にが出先で髪の毛がうねってしまったときの対処法はある?
もし、外出先で髪のうねりがでてしまう場合は、うねりを直せるアイテムを持ちあるいておくと、いざというときに便利です。
たとえば、携帯用のコンパクトなヘアアイロンがあるので、持ち歩けば雨の日に髪の毛がうねったときにササッと直すことができますよ。
コンパクトといっても性能もしっかりしているので、普段使いでも良いですし、旅行に持っていくのもオススメです。
事前に充電しておけばコードレスで使用ができるので、1つあると便利です。
また、ヘアオイルやヘアトリートメントは、髪をコーティングして水分を吸収するのを防いでくれるという働きがあります。
そのため、外出先で髪のうねりが出てしまったら、ヘアオイルをその部分に使用することで、髪の毛がよりひどくうねらないように防いでくれますよ。
おわりに
雨の日に髪の毛がうねらないためには、普段のドライヤーの使い方を見直し、しっかりと髪の毛を乾かずだけでも違ってきます。
簡単にできることですので、ぜひ今日からはじめてみてくださいね。