一般的に結婚の報告は結婚報告ハガキを送ります。
でも、結婚式を挙げた時期やそれぞれの事情で、年賀状と一緒に結婚報告したいと考える人もいますよね。
私も結婚したのが11月だったので、結婚報告は年賀状で済ませました。
そこで今回は、年賀状で結婚報告するときの文例と写真の選び方を紹介します。
また相手が喪中だった場合は、年賀状として出すと失礼になるので、その対処法もお伝えします。
年賀状で結婚報告するときの文例
結婚したことを知っている人に結婚報告なんて必要ないと思うかもしれませんが、結婚報告はこれからのお付き合いをお願いする意味もあるので、みんなに出す必要があります。
年賀状を出す人みんなに同じ内容の結婚報告を送るわけにはいかないので、まずは
結婚式に参加してくれた人
結婚報告のみの人
結婚報告をしていない人
の3グループにわけましょう。
■結婚式に参加してくれた人
結婚式に参加した人には、結婚式へ参加してくれたことへの感謝の気持ちを書きましょう。
また、今後のお付き合いをお願いする言葉も入れます。
昨年は私たちの結婚式にお越しいただきありがとうございました
これからはふたりで力を合わせ楽しい家庭を築いていきたいと思います
今後ともどうぞよろしくお願いいたします
昨年は私たちの結婚式にご出席いただき
また多大なご配慮をいただきまして誠にありがとうございました
まだまだ未熟な二人ですが本年も宜しくご指導賜りますようお願い申し上げます
■結婚報告はしたけど結婚式には参加してない人
結婚したことを知っている人には、結婚報告と新生活の抱負などを書きましょう。
友人などの親しい人には、結婚報告と共にお誘いの文などを入れるといいですよ。
文例
結婚して初めての新年を迎えました
これからも二人力を合わせて楽しい家庭を築いていきたいと思います
今年もどうぞよろしくお願いいたします
私たち◯月◯日に結婚しました
これからはふたりで力を合わせ幸せな家庭を築いていきます
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください
本年もよろしくお願い申し上げます
■結婚報告をしていない関係性の薄い人
年賀状のやり取りをしているだけの人でも、何の報告もなくいきなり名字が変わっていたり住所が変わっていると相手もビックリしてしまいます。
普通に年賀状を書く感じで、近況報告として結婚したことを書きましょう。
あけましておめでとうございます
私たち昨年〇月〇日に結婚し新しい生活をスタートしました
本年もどうぞよろしくお願いいたします
年賀状で結婚報告するときの写真の選び方
結婚報告を兼ねた年賀状での写真は、たとえ親しい間柄の人に送る場合でも、ラブラブな写真はやめましょう。
新婦がお姫様抱っこされていたりキスをしているようなラブラブな写真は、自分たちが良くても受け取る人によっては不快な思いをする可能性もあるので注意してくださいね。
■結婚式に参加した人
結婚式に参加している人なら相手の顔も知っているので、2人の写真でもいいですし集合写真で大丈夫です。
■結婚報告をしたけど結婚式には参加してない人
結婚式に参加していないので、どんな人が結婚相手なのか気になるはずです。
結婚報告はお披露目の意味もあるので、結婚相手の顔がはっきりと見える写真を選びましょう。
結婚報告をしていても会社の上司や同僚などのように相手との関係性によっては、写真なしの年賀状でも良いでしょう。
■結婚報告をしていない関係性の薄い人
とりあえず結婚報告をするだけでいいので、写真はあってもなくても大丈夫です。
相手が喪中の場合はどうする?
相手が喪中の場合、年賀状を出すのはマナー違反です。
なので、結婚報告は年賀状として出すのではなく、普通のハガキで出すか、年明けに松の内(1月7日)を過ぎてから寒中見舞いとして出しましょう。
私たち結婚いたしました
これからはお互い助け合いながら笑顔の絶えない明るい家庭を
築いていきたいと思います
今後ともどうぞよろしくお願いします
寒中見舞いの文例
寒中お見舞い申し上げます
新年のご挨拶が遅くなり申し訳ございません
毎日寒い日が続いておりますが、おかわりございませんでしょうか
私事ですが昨年○月○日に結婚いたしました
二人で力を合わせ楽しい家庭を築いていきたいと思います
今後ともどうぞよろしくお願いいたします
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます
おわりに
一般的に結婚報告は結婚してから、1~3か月以内に出すものです。
なので、あまり結婚報告が遅くなると「今さら・・・」と思う人もいるので注意してくださいね。
結婚報告を出しそびれて年賀状で結婚報告するときは、1年以内(「結婚して初めての新年を迎えました」と書ける期間)までにするのが無難ですよ。