毎年、年賀状を書く人も多いと思いますが、平成29年に郵便はがきの値上げがあったのはご存知ですか?
郵便はがきの値上げがあったことで、
年賀状は使える期間が決まっているのか?
余った年賀状は普通はがきとして使っても大丈夫なのか?
など、いろいろと気になる点がありますよね。
そこで今回は、年賀状が使える期間と余った年賀状の使い道を調べてみました。
年賀状が使える期間はいつまで?
平成29年に郵便はがきを含む郵便物の値上がりがありました。
官製はがきは62円に値上がりをしましたが、年賀状は値上がりせずに52円のままなんです。
なので、年賀状は年賀状として出せる期間が決まっているんですよ。
年賀状として出せる期間は、12月15日~1月7日です。
それ以外の期間は官製はがきとの差額分として、10円切手を貼らないといけません。
なぜなら年賀状と書かれていても、期間前だったり期間を過ぎていると普通はがきとして扱われるからです。
年賀状には、とくに使用期限はありません。
年賀状として出すだけでなく、基本的には普通のハガキとして使っても大丈夫なんです。
なので、郵便料金の改定により普通のはがきとして使用するには、10円切手を貼って使用する必要があるので、その点は注意してくださいね。
余った年賀状の利用方法
年賀状が余ったら、官製はがきとの差額分10円の切手を貼れば、普通のハガキとして使用できます。
でも、自分の家族や親しい人になら、余った年賀状を普通のハガキとして使っても理解してくれるかもしれませんが、他人だったらどうでしょうか?
普通はがきとして年賀状が使われていたら、受け取った側はあまりいい印象を持たないと思います。
なので、年賀状を普通はがきとして使うときは、懸賞に応募するときなどが無難です。
年賀状を普通はがきとして使う場合は、表面の「年賀」の文字を消すようにしてください。
郵便局員はいちいち文面を確認しないので、とくに年末年始には年賀状として扱われてしまう可能性がありますよ。
懸賞などに応募する予定がないなら、不要な年賀状は切手やはがきに交換しましょう。
余った年賀状は、1枚につき手数料5円を払って切手やはがきと交換することができます。
書き損じの年賀状も同じ手数料で交換してくれますよ。
ただし、古い年賀状は翌年の新しい年賀状に交換することはできませんので注意してくださいね。
年末に急に不幸が訪れ、年賀状を出せなくなったときは、無料で切手やはがきに交換してもらえます。
年賀状の販売期間内に郵便局へ持っていき、窓口で喪中であることを伝えましょう。
また、余った年賀状は寄付するという方法もあります。
NPO法人などでは、余った年賀状や書き損じの年賀状を集めて現金化し、発展途上国に寄付して国際貢献活動に役立てています。
年賀状がたくさん余っていたり、書き損じはがきもあるなら寄付をしてみてはいかがでしょうか。
おわりに
年賀状は郵便料金の改定があったことで、年賀状として出せる期間(12月15日~1月7日)が決まっているので、注意してくださいね。
また、年賀状が余ってもすぐに交換したり寄付したりはしないでくださいね。
なぜなら、年賀状には「お年玉くじ」があるからです。
当選していれば商品が受け取れるので、当選番号を確認してからにしましょう。
1月15日に当選結果が分かりますよ。
お年玉くじが当選しても年賀状は回収されることはないので、切手に交換したり寄付したりすることも可能です。