木曽駒ヶ岳 紅葉 見ごろ

長野県駒ケ根市にある「木曽駒ヶ岳」は、登山初心者でも登ることができるので、一年中多くの登山者から人気のある山です。

とくに登山ルートの一部である「千畳敷カール」は、登山をしている人にはとても有名な場所ですよね。

紅葉シーズンには一面が黄色と赤の紅葉の覆われ、見れば感動間違いなしの絶景スポットとなっています。

そこで今回は、登山でも観光でも十分に紅葉を満喫できる木曽駒ヶ岳の紅葉の見ごろや混雑状況、登山時の服装などをお伝えします。

 




 

木曽駒ヶ岳の紅葉の見ごろは?

木曽駒ヶ岳 紅葉

木曽駒ヶ岳は、9月下旬から10月上旬に千畳敷カールの紅葉がピークとなり、絶景を楽しむことができます。

千畳敷カールの広範囲に広がる素晴らしい紅葉は、本当に美しすぎて見ればとても感動すること間違いなしです。

 

千畳敷カールに向かうまでのロープウェイやバスの区間は標高が低いため、紅葉の時期は少しずれて10月上旬から11月中旬に見ることができます

なので、木曽駒ヶ岳全体で考えると比較的長い期間に渡って紅葉を楽しむことができますよ。

 

晴れた日にはロープウェイや登山道、山頂から素晴らしい南アルプスの連なった山々も見ることができます。

普段見ることができない絶景パノラマに、思わず見惚れてしまいますよ。

 

木曽駒ヶ岳の混雑状況

一年中多くの登山者が訪れる木曽駒ヶ岳ですが、中でも千畳敷カールの紅葉がピークを迎える9月下旬から10月上旬には、登山客だけでなく一般の観光客も訪れるため大変混雑します。

 

毎年紅葉の時期には、ロープウェイやバスは2~3時間待ちという状況になっていますので、しっかりと時間に余裕をもって訪れましょう!

 

木曽駒ヶ岳へのアクセス

長野県駒ケ根市にある木曽駒ヶ岳は、車で行く場合、「駒ケ根IC」で降りて約5分で「菅の台バスセンター(バス乗り場)」に到着するため、アクセスは抜群に良いです。

マイカー規制のため菅野代バスセンターからは、ロープウェイ行きのバスに乗ります。

 

公共交通機関で行く場合は、JR「駒ケ根駅」から「菅の台バスセンター」まで路線バスで約15分です。

 

菅の台バスセンターからは専用のバスに乗り、約30分で「しらび平」(ロープウェイ乗り場)に到着します。

ロープウェイに乗ると、約7分30秒で登山道が始まる千畳敷カールに到着することができます。

 

木曽駒ヶ岳の登山コース

木曽駒ヶ岳の最もメジャーな登山コース(往復約4時間)を紹介します。

ロープウェイを降りたら、まずは平坦な千畳敷カールの麓を歩きます。

 

その後は八丁坂という急登を登り、一気に標高2,850mの地点の乗越浄土まで行きましょう。

登山道の始点から八丁坂を登りきった乗越浄土まではおよそ1時間です。

 

乗越浄土からは少し平坦な道を歩き、宝剣山荘の横を通って、標高2,931mの中岳に向かいましょう。

中岳から少し下り、最後は木曽駒ヶ岳の山頂まで登ります。

 

山頂から見る景色は360度パノラマの絶景となっていますので、周りの山々の紅葉を見て楽しんでくださいね。

 




 

木曽駒ヶ岳に紅葉を見に行くときの服装は?

木曽駒ヶ岳は標高が高いため、晴れていても紅葉の時期にはヒンヤリとした秋の空気になっています。

しっかりと防寒対策をして行きましょう。

 

木曽駒ヶ岳の登山道は、森林限界をほとんど超えていて岩肌を歩くことになるので、晴れた日は基本的に日陰のない道を歩きます。

登山中は直射日光で暑くなるので半袖や薄い長袖で十分ですが、休憩中は一気に冷えるので羽織れる上着を忘れずに持って行きましょう。

 

風が強い場所もあるので、寒いときにはレインウェアで防寒するのもオススメですよ。

 

おわりに

木曽駒ヶ岳の紅葉はとても美しいので、ぜひ絶景を楽しんでみてくださいね。

登山後は、駒ケ根名物のソースかつ丼を堪能してみてはいかがでしょう?

登山後のエネルギーチャージにオススメですよ!