スキーで有名な長野県にある白馬村には、スキーだけではなく登山ができる場所がたくさんあります。
その中でも神秘的な景色が見える「八方池(はっぽういけ)」はとくにオススメです。
夏の景色もとても綺麗ですが、秋には八方池と紅葉のコントラストの美しい絶景を楽しむことができ、多くの人々が訪れます。
そこで今回は、八方池の紅葉の見ごろや混雑状況、登山の服装について紹介しますので参考にしてみてくださいね。
八方池の紅葉の見ごろは?
八方池の紅葉は、美しい景色を見れることから登山者にも観光客にも人気で、毎年多くの人が訪れます。
標高2,060mの場所にある八方池の紅葉の見ごろは、例年9月下旬から10月上旬です。
八方池は紅葉の時期に晴れる確率が高いので、とくに絶景が期待ができるシーズンです。
天気のよい日には、美しい紅葉のほかに八方池に白馬三山が鏡のように映る神秘的な景色も見ることができますよ。
八方池の紅葉の混雑状況は?
八方池は夏場もとても人気があり、夏と秋の紅葉の時期では混雑状況はあまり変わりません。
観光客から登山初心者、上級者までが訪れる場所となっているので常に多くの人がいます。
八方池に行くためには、ゴンドラに乗る必要があります。
紅葉の時期は、とくに土日祝日が混雑しますので、天気がよい日にはゴンドラに乗るための長蛇の列ができる場合があります。
ゴンドラの営業時間前から並ぶ人もたくさんいるので、八方池を訪れる際は時間に余裕をもって計画を立てるようにしましょう。
八方池へのアクセス
長野県安曇郡白馬村にある八方池に行くためには、八方アルペンラインのゴンドラ乗り場に行く必要があります。
公共交通機関を利用する場合は、JR「白馬駅」から路線バスに乗り、「八方」で下車すれば八方ゴンドラリフトまでは徒歩10分程度です。
車で行く場合は、カーナビを八方ゴンドラリフトの電話番号「0261-72-3280」に合わせるとスムーズにたどりつけますよ。
ゴンドラ乗り場の周辺にはたくさんの駐車場があります。
ゴンドラ乗り場のすぐ近くの駐車場は有料(1日500円)ですが、徒歩15分程度離れた所に無料駐車場もありますので、時間と体力に余裕がある人は無料駐車場を利用すると安くすみます。
ゴンドラは、標高837mの乗り場から一気に標高1680mまで登ります。
ゴンドラの後はリフトに乗って標高1830m地点まで行き、八方池山荘から山歩きを始めましょう。
八方池のトレッキングコース
八方池山荘から八方池までは往復およそ3km、往復約3時間の登山初心者向け山歩きになります。
まず八方池山荘から歩きやすい木道を通って、石神井ケルンを目指しましょう。
その後は道なりに進めば、やがて八方池が見えてきます。
八方池の周りはぐるりと一周できるので、のんびりと北アルプスの山々の絶景を見ながら散策してみましょう!
八方池に紅葉を見に行くときの服装は?
八方池は標高2,060mの場所にあり、紅葉の時期の平均気温は11℃程度なので肌寒いです。
長袖や上着は必須ですので、忘れずに持って行きましょう。
天気がよく晴れている日は、八方池を目指して山歩きをしていると体がとても暑くなるので、半袖でも大丈夫な日もあります。
おわりに
黒菱平(リフト乗り場付近)より上の区域は中部山岳国立公園に指定されており、天然記念物の日本カモシカやライチョウの生息地域となっています。
運が良ければ美しい紅葉だけでなく、カモシカやライチョウに遭遇できるかもしれませんよ。