ダイエット 甘いもの

ダイエット中に無性に食べたくなる甘い物。

我慢できずに甘いものを食べてしまいば、今までのダイエットの成果がムダなってしまう・・・。

だから食べたい気持ちをグッと我慢するしかないのですが、甘いものを食べられないストレスを感じてしまいますよね。

ダイエット中に甘い物が食べたくて我慢できなくなったら、どうしたらいいのでしょうか?

 




 

ダイエット中に甘いものが欲しくなる理由

ダイエット中に「食べちゃダメ」と考えるほど食べたくなるものですよね。

とくに甘いものに関しては、異常なほど強い欲求を感じてしまうことがありませんか?

 

実は、甘い物への欲求がダイエット中に起こりやすいのには、我慢することでストレスを感じていることが影響しているんです。

 

ストレスを感じると人間の脳内では、コルチゾールという物質が分泌されます。

このコルチゾールはストレスに反応するホルモンで、ダイエットの敵といわれています。

 

コルチゾールは、ストレスを感じるとインスリンのというホルモンの分泌を促進させます。

人間はインスリンの分泌が増えると糖分が欲しくなるので、甘いものが食べたいという欲求が生まれるのは正常な体のメカニズムなのです。

 




 

ダイエット中に甘いものが食べたくなった時の対処法

甘いものをひたすら我慢しているダイエットは、ストレスを余計に蓄積してしまいます。

 

その結果として、我慢できずにストレスが爆発して、過食に走ってしまう危険も・・・。

そして、ダイエット中にもかかわらず甘いものや脂っこい高カロリーの食べ物を食べてしまい、そのあとに後悔してしまうようでは、さらにストレスを感じてしまいますよね。

 

ストレスを解消することが甘いものを食べたい時の対処法になりますが、その方法をいくつか紹介します。

 

■軽い運動をする


半身浴、アロマ、音楽などでリラックスする方法も効果はありますが、おすすめは軽い運動です。

激しい運動をする必要はないので、30分程度のウォーキングなどの軽い運動をしましょう。

 

運動をすると脳内ではエンドルフィンという物質が増えます。

このエンドルフィンというホルモンは、「甘いものが食べたい」という欲求の伝達するのを防ぐ働きがあるのです。

 

なぜ糖分への欲求を抑える作用があるのかというと、エンドルフィンは幸せを感じて満足した時に増える物質だからです。

なので、食べたいという欲求には、軽い運動をすると食欲を抑えるのに効果的ですよ。

ダイエット 甘いもの

■低GI値のお菓子を食べる


血糖値が急激に上がるとインスリンというホルモンの分泌が激しくなります。

インスリンは糖質をエネルギーに替えるために必要ですが、エネルギーとして必要じゃなくなった糖質を脂肪に変えて溜めようとする働きもあります。

 

なので、できるだけ血糖値を上げにくい低GI値のお菓子を選ぶようにしてみましょう。

GI値(グリセミック指数)とは、炭水化物が分解されて糖に変わるまでのスピードを現した数値です。

一般的にGI値の低い食品は、血糖値が急激に上がらない食品といわれています。

 

最近はコンビニやスーパーでも低GI値のスイーツが並ぶようになっているので、探してみましょう。

また、自宅では白い砂糖ではなく、てんさい糖やきび砂糖などの血糖値を急激に上げないので砂糖を使用するのがオススメです。

 

■ギルドフリーのお菓子を食べる


ギルトフリーとは、罪悪感がないことを意味しています。

罪悪感を感じないお菓子とは、白砂糖、小麦粉(グルテン)、添加物などの材料を使っていないものです。

ギルドフリーのお菓子は、ナッツ類やドライフルーツなどを使って手作りするという方法もあります。

■果物を食べる


果物に含まれる糖質は果糖・ショ糖などで、血糖値の上昇には比較的緩やかになっています。

果物には食物繊維を含むものが多いので、食物繊維の働きによって血糖値を上げにくくする作用もあり、甘い物が食べたくなったときにオススメですよ。

ただし、食べすぎるとカロリーオーバーになるので、油断しないようにしてくださいね。

 

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おわりに

我慢ばかりのダイエットでは、ストレスが溜まった挙句にドカ食いして、かえって太ってしまう、なんてことも・・・。

ストレスの少ないダイエットの方がムリなく続けられるので、甘いものが食べたくなったときは軽い運動、もしくは低GI値食品などのダイエットの妨げにならない食べ物を上手く取り入れて、適度に気持ちを落ち着かせましょう。