ダイエットに成功したのに見た目に変化がなくて誰にも気づかれない、なんてことはありませんか?
自分ではものすごく頑張ってダイエットしても、全く痩せたことに気づかれないとガッカリしてしまいますね。
いったい、何キロ痩せたら周りから「痩せたね」と言ってもらえるのでしょうか?
そこで今回は、ダイエットで痩せたのに気づかれない理由と何キロくらい痩せたら見た目が変わるのか調べてみました。
ダイエットしても痩せて見えない理由は?
ダイエットして痩せたはずなのに見た目に変化がなく気づかれない理由としては、以下のようなことが考えられます。
■身長が高い
一般的に身長が低い人は、少しの体重増加でも太ったことがわかりやすいので、痩せたときの見た目に変化がわかりやすいです。
反対に身長が高い人は少しくらい太ったとしても、あまり見た目の変化に出にくいので痩せたとしても目立ちません。
実際に私は身長が166センチあるのですが、体重が3キロ増えても見た目に変化がないため、周りから全然気付かれたことがありません。
もちろん、痩せたとしても気づかれません・・・。
■体重が減っても痩せていない
ダイエットをしていると毎日のように体重計に乗りますよね。
そして、その日の体重の変化に一喜一憂してしまうことはよくあることです。
しかし体重は、1日1キロや2キロは水分の増減で変化するので、実際は痩せたわけじゃなく体内の老廃物が排出されただけの可能性もあります。
見た目が変わるという点では、むくみなどが解消されるだけで少しスッキリするかもしれませんが、肝心の脂肪が減っているかどうかは疑問です。
■筋肉質は痩せてもわかりにくい
筋肉は脂肪よりも重いので体重は減りにくくなっています。
そのため、筋肉質の人が体脂肪を落として痩せたとしても見た目にはあまり変化を感じられません。
しかし、見た目に痩せたいからといってムリに筋肉量を減らすのはNGです。
筋肉量が少なくなると基礎代謝量が減少してしまうので、太りやすくなってしまうからです。
女性はとくに筋肉がつきにくい体質の人が多いので、筋肉を落としたら余計に太って見える・・・ということも考えられますよ。
ダイエットで見た目が変わるのは何キロ?
一般的には、ダイエット前の体重が少ない人ほど、体重の増減で見た目に変化が出やすくなっています。
そのため、見た目の変化を求めてダイエットをする場合、ダイエット前の体重によって痩せる体重に差がでてしまいます。
そこで、何キロ痩せたらよいのかわからない場合は、BMIの数値が1~1.5くらい小さくなるような目標設定してみましょう。
BMIの計算方法は
体重(kg)÷(身長(m)の2乗)です。
たとえば身長165センチ、体重60キロを例にしてみます。
60㎏÷(1.65m×1.65m)=22.03856…
身長165センチで体重60キロの人のBMIは約22.0なので、BMIが1.5少ない20.5にするには4キロ痩せる必要があります。
56㎏÷(1.65m×1.65m)=20.56932…
もともとの身長や体重にもよりますが、BMI値が1~1.5下がれば、周りから「もしかして痩せた?」と気づいてもらえる可能性が高くなると思いますよ。
ただしBMIの標準は18.5以上25.0未満で、理想的なBMIは男性の場合22.0、女性は21.0とされているので、あまりムリなダイエットはしないようにしましょう。
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おわりに
ダイエットは見た目の変化も大事ですが、リバウンドしにくい体質に導くことが何よりも大切です。
少し前までは、ウォーキングなどの有酸素運動をして脂肪を落とすことがダイエットの基本と言われてきました。
しかし、筋トレなどの無酸素運動を取り入れないとすぐにリバウンドするので、有酸素運動オンリーのダイエットはあまり推奨されなくなっています。
1キロの体の脂肪を燃焼させるのには、約7200kcalのカロリー消費が必要です。
一気に体重を落とすことを目標にするよりも、コツコツと1キロずつ脂肪を燃やしてリバウンドのしない体を目指し、見た目にもスッキリとした体形を目指しましょう。