ストレス太り 言い訳 原因 対策

よく太った理由を「ストレス太り」と言ってしまうことはありませんか?

私もつい、太った原因の言い訳として「ストレス太り」と言うことがあります。

 

しかし、実際にストレスを感じるだけで太ってしまうものなのでしょうか?

ストレスが溜まるとイライラして「やけ食い」などをしてしまうことがあるので、それがストレス太りなのでしょうか・・・?

 

そこで今回は、ストレス太りの原因と対策について調べてみました。

 




 

ストレス太りの原因とは?

ストレス太りは単なる言い訳ではありません。

人はストレスを感じると、体から分泌されるホルモンや自律神経の乱れによって太ってしまうことがわかっています。

 

人はストレスを感じるとストレスホルモンとも呼ばれるコルチゾールというホルモンが分泌されてしまいます。

このコルチゾールが過剰に分泌されると、体脂肪を増やす原因となるインスリンも多く分泌されてしまいます。

そのため、ストレスを感じると脂肪を蓄えやすくなるため、太りやすくなってしまうのです。

 

また、セロトニンとよばれるホルモンの減少もストレス太りの原因です。

幸福ホルモンとも呼ばれているセロトニンがストレスによって減少すると、過食に走ってしまうことがあります。

なぜなら、人は「食べる」ことで幸福感を感じようとしてしまうからです。

そのため、ストレスを感じると食欲が増加してしまい、太ってしまうことにつながるのです。

 

また、ストレスが溜まると自律神経のバランスが乱れやすくなります。

自律神経には交感神経(活動神経)と副交感神経(リラックス神経)の2種類があり、この2種類がバランスよく機能することでストレスに対応しています。

しかし、ストレスを感じると自律神経のバランスが崩れてしまうのです。

自律神経が乱れると、体の基礎代謝が下がり、脂肪が燃えにくい体質になってしまうため太ってしまうのです。

 




 

ストレス太り対策

ストレス太りが原因で太ってしまう人は、男性よりも女性が多い傾向にあります。

さらに性格でいえば、ストレスを感じると何かですぐに発散したいと思う人が多いといわれています。

 

ストレスを発散したいということは、別に悪いことではなく、逆に大切なことなんですよ。

しかし、すぐにストレスを発散したいとき、その発散方法が食べる事になってしまう人は要注意です。

 

人はおいしいものを食べると幸福感を感じるようになります。

先ほども説明した通り、おいしいものを食べることで幸福ホルモンのセロトニンを分泌し、ストレスを緩和させることができるのです。

しかし、食べ過ぎてしまうと太ってしまうことにもつながります。

 

ストレス太りの1番の対策はストレスを溜めないことです。

しかし、ストレスというものは、自分でも気づかないうちに溜めてしまうこともありますよね。

 

一番簡単なストレス発散方法は、普段から好きなことをすることです。

たとえば、カラオケに行ったり、好きな音楽を聴いたり、スポーツをしたり・・・

友達や家族とおしゃべりをすることもストレス発散になりますよ。

 

また、幸福ホルモンであるセロトニンを増やす方法を試してみましょう。

セロトニンの分泌を増やして幸福感が上がれば、やけ食いしたい衝動などが抑えられますので、ストレス太りを防ぐことができますよ。

 

◆深呼吸をする


セロトニンを増やす一番簡単な方法が深呼吸です。

深呼吸をして沢山の空気を吸い込むことで、セロトニンの生成につながります。

人間の体はストレスを感じると呼吸が浅くなります。

そのため、セロトニンを多く作り出すためにも、ストレスを感じたら深呼吸をなるべく行うようにしましょう。

 

◆ウォーキングなど適度な運動をする


ウォーキングやジョギングなどの適度な運動をしましょう。

スポーツをすることでストレスの解消になりますし、リズミカルな運動はセロトニンの分泌を増やすことがわかっています。

外で運動するのが苦手・・・という場合は、室内でストレッチをしたり、エクササイズDVDなどで運動してみましょう。

 

◆太陽の光を浴びる


1日30分は太陽の光を浴びるようにしましょう。

太陽の光が目の網膜に入ると、脳に信号が伝わり、セロトニンが生成されるようになります。

とくに、朝起きたらカーテンを開け、太陽の光を浴びるのがオススメです。

朝起きて太陽の光を浴びるたときに体内時計がリセットされますが、その際にセロトニンの生成も増加させることができますよ。

 

おわりに

ストレス太りは、ストレスを多く感じると実際に起きてしまうものです。

それに、ストレスを感じると太ってしまうだけでなく、肌荒れしたり、便秘になったりと様々な健康被害につながることもあります。

そのため、ストレスを感じたら、好きなことをしたり運動したりして、なるべく溜めないように心がけてくださいね。