ダイエット 空腹 辛い

ダイエット中、1番辛いことはお腹が空いても我慢しなければならないことではないでしょうか?

食べたい気持ちを抑えようとしても、どうしても空腹感からは逃れられないものですよね・・・。

しかし、ダイエットを成功させるには、空腹をうまく乗り越えることが大切です。

 

そこで今回は、ダイエット中の辛い空腹感を紛らわす食べ物や飲み物、運動について紹介します。

 




 

ダイエット中に空腹を我慢しすぎるのは良くない?

お腹がすくとイライラする、そんなことありませんか?

実は、お腹がすくとイライラするのは当たり前のことなんです。

 

食事をすると血糖値は緩やかに上昇するのですが、その後、時間とともに下がっていきます。

お腹が空いた状態が続くと、さらに血糖値が下がり、平常時よりも下がってしまうと脳は異常を感じます。

すると脳は血糖値を正常にしようと作用してホルモンを分泌させるのですが、その中に人を興奮させるホルモンであるアドレナリンも含まれているのです。

そのため、お腹がすくとイライラしやすくなり、ストレスを感じるようになってしまうのです。

 

また、空腹を我慢すると睡眠の質も悪くなるということが研究結果でわかっています。

睡眠の質が悪いと食欲増進のホルモンが分泌されやすくなるので、質の良い睡眠をとるということはダイエットにはとても大切なことです。

 

そのため、ダイエットを成功させるためには、空腹を我慢し過ぎず、うまく紛らわすということはとても大切になってくるのです。

 

ダイエット 空腹 紛らわす

 

ダイエットの空腹感を紛らわす食べ物・飲み物

ダイエット中にお腹が空いた状態を我慢して、ストレスがたまるのもよくありません。

しかし、ダイエット中に、何でも好きなだけ食べてしまっては、今までの努力が無駄になってしまいますよね。

 

そんなときは、カロリーが少ない食べ物や腹持ちの良いものを食べて、空腹を紛らわすようにしましょう。

 

■こんにゃくを食べる


こんにゃくは食物繊維が豊富でカロリーも低いため、どうしても何か食べたいという時にオススメです。

最近では、こんにゃく麺など、低カロリーの食品も多数売っているので試してみてはいかがでしょうか。

 

■寒天を使った食品を食べる


ところてんやゼリーなど寒天を使用した食品も食物繊維が豊富でカロリーも低いのでオススメです。

ただし、市販の寒天ゼリーなどは糖分が多いものもあるので、あまりカロリーのないものを選びましょう。

寒天ゼリーの作り方は簡単なので、自分で手作りしてみてもいいかもしれません。

 

■ナッツ類を食べる


アーモンドやくるみなどのナッツ類はカロリーが高いイメージがありますよね。

しかし、ナッツ類には美容にいい成分や、糖質や脂質の代謝に必要なビタミンB群が多く含まれており食物繊維も豊富なので、少量であれば空腹時のおやつに向いています。

ただし、食べ過ぎはカロリーオーバーしてしまうので、1日5粒~10粒程度を目安にして食べましょう。

 

■ドライフルーツを食べる


ドライフルーツは栄養価が高く、ダイエットに不足しがちな栄養素を摂ることが出来ます。

ただし、ドライフルーツのカロリーは、果物のカロリーとあまり変わらないので、食べ過ぎには注意しましょう。

1回の摂取量は20g程度が目安です。

 

■ガムを噛む


どうしいても口が寂しいときは、ノンシュガーのガムを噛んで空腹を紛らわせましょう。

ノンシュガーのガムなら1個当たりのカロリーも少なく、たくさん噛むことで脳の満腹中枢が刺激されて空腹感が抑えられるため、ダイエットに最適です。

ただし、1日に多量に摂取するとお腹が緩くなることもあるので、気を付けてくださいね。

 

■炭酸水を飲む


炭酸水は、飲むことで胃が膨らみ、満腹中枢が刺激されます。

ただし、炭酸水は少量だと逆にお腹が空いてしまうので、空腹を紛らわせたいときには300ml程度飲むのがオススメです。

糖分の入っている炭酸飲料ではなく、必ず糖分ゼロ炭酸水を飲むようにしましょう。

 

■カフェイン飲料を飲む


コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインには、食欲を抑える効果があります。

カフェインを摂ると満腹中枢が刺激を受けるので、満腹感を感じられ、空腹を抑えることができるのです。

 

コーヒーなどに砂糖やミルクを入れてしまってはダイエットの意味がなくなってしまうため、入れずに飲むようにしましょう。

ただし、カフェインは摂りすぎると体に良くない影響を与えるので、摂りすぎには十分注意してください。

コーヒーなら1日3杯程度が目安です。




 

ダイエットの空腹を紛らわす運動

運動することで空腹を紛らわこともできます。

運動することで自律神経の交感神経が活発になり、消化器官の働きが抑制されるので、自然に食欲が落ちて空腹を抑えることができるのです。

 

また、空腹時に運動は、溜め込んでいた脂肪などを使ってエネルギーを生み出そうとするので、よりダイエットの効果も期待できますよ。

ただし、激しい運動をするとさらにお腹が空いてしまいますので、ストレッチやウォーキングなど軽い運動をするようにしましょう。

 

 

おわりに

お腹が空くのを我慢し過ぎるとストレスになり、かえってダイエットの逆効果になることもあります。

どうしても空腹を我慢できないときはカロリーの低いものや腹持ちのいいものを食べ、ダイエットが挫折しないように工夫をしてみてくださいね。