テストや試験が近くなり、勉強に集中したいのに集中力が続かなくて困ることはありませんか?
勉強の集中力は、なぜすぐに切れてしまうのでしょうか?
そこで今回は、勉強の集中力の持続する時間や集中力を上げる方法をまとめてみました。
勉強の集中力の持続時間はどのくらい?
勉強の集中力の継続時間に関しては諸説ありますが、一般的に人間が勉強に集中できる時間は平均で50分程度です。
最大でも90分程度で、それ以上同じことを続けるのは難しいとされています。
そのため、「今日はいまから3時間勉強するぞ!」と意気込んだとしても、途中で集中力が途切れてしまいます。
集中力が途切れた状態でダラダラ勉強しても身に着かないので、50分勉強して10分休憩するなど、集中力が切れたら休むようにしてください。
勉強の集中力をあげる方法は?
「集中力が続かない・・・」というときは、以下の方法を試してみましょう。
◆15分ごとに休憩する
平均的な集中力の継続時間は50分ですが、そのうち最も集中できるのは15分程度です。
そのため、集中力を上げて勉強するためには15分勉強したら5分程度休憩するようにしましょう。
15分ごとに休憩をはさむことにより、集中力が途切れることなく勉強できるようになるため、ダラダラ勉強を続けるよりいい結果を得られるようになります。
◆集中力を高める音楽を聴く
集中力を高める音楽を聴きながら勉強するという方法もあります。
音楽といってもヒーリングミュージックやクラシックで、勉強しているときに聴くことでリラックス状態になり、集中力がアップできるのです。
思わず歌ってしまうような音楽では集中できませんので注意してくださいね。
◆勉強する場所を変える
自宅の自分の部屋など、いつも同じ所で勉強をしていると飽きてしまい、集中力が続きにくくなります。
そのため、図書館やカフェなどへ行き、雰囲気や気分を変えてみることで集中力を高めてみましょう。
◆自分へのご褒美をつくる
何か目標があると、頑張ろう!という気持ちが増しますよね。
そのため、ささいなことでもいいので、「ご褒美」になるような目標を作って勉強をしてみましょう。
たとえば、今日1日で10ページ分の勉強ができたらケーキを食べる、試験に合格したら旅行に行くなど、自分へのご褒美を作れば目的達成のために集中力を高めることができますよ。
◆目のつくところに娯楽品を置かない
机の上に本が置いてあったり手元にスマホがあれば、勉強中に視界に入ってくるため、何かと気になってしまいますよね。
そのため、勉強に集中するときは、視界に気になるものを置かないようにしましょう。
勉強の集中力が切れたときはどうする?
集中力が切れて、どうしても勉強に集中できないときもあると思います。
そんなときは、一旦勉強から離れて気分転換しましょう。
◆一旦休憩をする
集中力が完全に切れた状態では、勉強を続けても意味がありません。
そんなときは思い切って、一旦勉強を中断して休憩を取りましょう。
甘いものを食べたり、お風呂に入ってリラックスするなど気分転換をしてから勉強に戻るようにしてみてください。
◆軽い運動をする
同じ体勢で勉強を続けていると筋肉が固くなり、うまく体中に酸素が行き渡らなくなって集中力が切れてしまうということがあります。
そんなときは、軽く運動をしてみましょう。
室内で簡単なストレッチをしてみたり、近所を散歩してみたりするのもオススメです。
◆仮眠をとる
勉強をすると脳が疲れますよね。
疲労回復のためにも10~15分程度仮眠を取ると、脳の疲れがとれてスッキリすることができますよ。
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おわりに
勉強の集中力って本当に続かないものです。
ダラダラ勉強しても成果は上がらないので、場所を変えたり目標を作るなど、メリハリをつけて取り組みましょう。
15分ごとに勉強する科目を変えるのも新鮮な気持ちになれるので集中力が続きますよ。
集中力が落ちてきたと感じたら、ムリをせず、休憩をとるなど気分転換をしてみてくださいね。