子供へあげるお年玉は、何歳からあげたらいいのか悩みませんか?
私も自分の子供が生まれたとき、お年玉に関してはすごく悩んだ覚えがあります。
自分の子供もそうですが、親戚の子のお年玉の金額はいくらがいいのか?など、悩んでしまいますよね。
そこで今回は、お年玉は何歳からあげるものなのか、お年玉の相場やマナーについてお伝えします。
お年玉は何歳からあげる?
世間一般の意見を調べてみると、自分の子供には4~5歳になったらお年玉をあげる人が多いようです。
私には子供が2人いますが、上の子のときは何歳からあげたかはハッキリと覚えていません。
でも、下の子のときは、2歳のときに初めてお年玉をあげました。
実は、まだ2歳だしお金のこともよくわかっていないから、本当はお年玉をあげるつもりはなかったんですよね。
だけど、上の子がお年玉をもらっているのを見て、下の子が自分も欲しいとギャー泣き・・・。
どうしたものかと悩んで実家の母に相談したら、
「どんなに小さくても雰囲気などでお年玉の意味合いは分かるんだから、ちゃんとあげなさい」
って怒られたんです・・・。
なので、最初の子なら4~5歳でもいいかもしれませんが、下の子の場合は様子を見て2~3歳ぐらいでもお年玉をあげましょう。
親戚の子や友達の子にあげる場合は、赤ちゃんのうちからお年玉を用意するのが一般的です。
うちの子供たちも親戚からは0歳の頃からお年玉をもらっていますよ。
ちなみにお年玉は、高校生まであげる人が大半です。
地域やご家庭によっては、成人するまでとか学生のうちはあげる人もいます。
何歳までお年玉をあげるかは、住んでいる地域や親族間の習慣を見て判断してみてくださいね。
お年玉の相場は?
お年玉の相場は下記のとおりです。
赤ちゃん 500円~1,000円もしくはおもちゃ
未就学児、幼稚園児 500円~1,000円
小学校低学年 1,000円
小学校高学年 2,000円~3,000円
中学生 3,000円~5,000円
高校生 5,000円~10,000円
大学生 10,000円
このほかにもお年玉の金額を年齢で決める方法もあります。
年齢÷2×1,000円
この式はお年玉式の別名があるぐらい、定番となりつつあるお年玉の計算式です。
お年玉のルールとしてこの計算方式で金額を決めれば、毎年考えなくてもいいし、貰える金額が違うといった兄弟ケンカなども起きなくなりますよ。
でも、この計算式を使うと4,000円や9,000円になる場合もありますよね。
お年玉はお祝い事でもあるので、縁起が悪いといわれている4や9という数字を避ける傾向があります。
そんな場合は、3や8などの前後の数字の金額にしましょう。
お年玉をあげるときのマナーは?
お年玉は新札を用意しましょう。
新札を用意するのは、新年の新しい門出をお祝いするためです。
また、お年玉をあげるとき、気をつけてほしいのはお金を入れる向きです。
お札の場合は、お金を出して広げたときに表が上にくるようにお札をたたみます。
肖像画がある方が表なので、肖像画が内側にくるように左から右へ折りたたんでくださいね。
小銭は製造年が書かれた面が裏なので、小銭の裏が下になるように入れてくださいね。
ポチ袋には名前を書きます。
ポチ袋に名前を書く場所がないときは、表に相手の名前、裏に自分の名前を書きましょう。
フルネームで書く必要はなく、子供に分かりやすいように「○○くん」「○○ちゃん」という感じでOKです。
最後に、大事な注意点を1つ。
家族ぐるみで付き合いがあったとしても、会社の上司の子供にお年玉をあげてはいけません。
お年玉は目上の人から下の人へあげる物です。
親戚なら目上であっても関係ないのですが、上司などの目上の人の子供へお年玉をあげるのは失礼にあたるんですよ。
とはいえ子供はお年玉が欲しい物なので、もし上司の子供にお年玉をあげるときは、お菓子や金券などを「お年賀」として渡しましょう。
おわりに
私には妹がいるのですが、妹の子供たちへあげるお年玉は相場よりも少ないです。
妹のところは子供の数が多いので、相場であげていると金銭的に大変なんですよね・・・。
なので、各家庭の経済状況などでお年玉をあげる金額を判断してもいいと思いますよ。