秋になると京都のいたるところで、とても美しい紅葉を見て楽しむことができます。
たくさんある京都の紅葉スポットの中から、今回は「永観堂(えいかんどう)」の紅葉の見ごろや混雑状況を紹介します。
永観堂(禅林寺)へのアクセス
京都市内にある永観堂(正式名称:禅林寺)は施設に併合した駐車場はなく、紅葉の時期は道路も観光客で混雑するため、公共交通機関で行くことをオススメします。
地下鉄の最寄駅は東西線の蹴上駅であり、駅から徒歩約15分くらいです。
あるいはJR京都駅から市バスに約25分乗り、バス停南禅寺・永観堂道で下車すると徒歩約3分で到着します。
永観堂の紅葉の見頃は?
永観堂は例年11月中旬から12月上旬にかけて紅葉が見ごろを迎えます。
紅葉のピークは11月の後半ですが、紅葉の時期には「秋の寺宝展」が催されます。
期間:2017年11月7日~12月6日
時間:9:00~17:00(16:00最終受付)
料金:大人1,000円、小中高校生600円
永観堂は紅葉の見ごろになると、施設内のいたるところで色鮮やかな紅葉を楽しむことができます。
永観堂は古今和歌集において「モミジの永観堂」と詠われるほど、古くからとても美しいモミジの紅葉が観れることで有名です。
また、境内には約3千本のカエデもあり、真っ赤に染まった素晴らしい景色を楽しむことができますよ。
さらに、紅葉シーズン限定で夕方から夜にかけてライトアップされた紅葉を楽しむことができます。
昼間とはまた違った雰囲気の永観堂の紅葉を楽しむことができるので、ぜひ訪れてみてください。
ただし、永観堂の紅葉見学は昼夜入れ替わり制となっているので、昼間からライトアップの時間までずっと滞在することはできません。
もし昼とライトアップの両方を見る場合は、再入場する必要がありますのでその点は注意しましょう。
期間:2017年11月7日~12月6日
時間:17:30~21:00(20:30最終受付)
料金:大人・中高校生600円、小学生以下無料
永観堂の紅葉時期の混雑状況
例年紅葉シーズンには、京都市内全体が観光客で大混雑します。
とくにここ数年では、中国などの外国からの観光客も増えているので、京都には多くの人々で溢れかえっている状態です。
永観堂もとても人気のある紅葉スポットのため、平日でも入場するのに30分以上待つ場合もあります。
混雑を避けるには、朝9時頃と夜の8時頃は比較的空いていますので、人ごみが苦手な方はこの時間帯を狙いましょう。
おわりに
紅葉シーズンの京都の気候は昼と夜の寒暖差が激しく、昼は平均15℃前後と暖かく、夜は平均5℃前後となりぐっと冷え込みます。
とくに雨が降ると気温が下がり肌寒く感じますので、永観堂に訪れる前には天気予報を確認しておきましょう。
夜まで観光を楽しむ方は、必ずコートなどの秋冬用の羽織り物を持って行ってくださいね。