蔵作りの街並みで知られる小江戸川越。
川越が1年で最もにぎわうのが川越祭りです!
「常陸國總社宮大祭」「佐原の大祭」と並び関東三大祭りの一つとされる川越まつりの最大のみどころは、絢爛豪華な山車行事です。
昔の江戸の影響を受けたお祭りを見ることができますよ。
川越祭りは2日間行われますが、昨年は約98万人もの人が集まった大賑わいのお祭りです。
そこで今回は、川越祭りの日時やお祭り見どころ・歴史を紹介します。
川越祭り2017の日程は?
川越祭りは毎年、10月の第3土曜日と日曜日に開催されます。
2017年10月14日(土)
2017年10月15日(日)
場所:JR/東武東上線「川越駅」周辺
※川越祭り当日は川越市内に交通規制がはいります。訪れる際は、公共交通機関を利用したほうが便利です。
※雨天の場合は、多少の小雨なら決行されますが、中止の場合は公式HPで発表されます。
川越祭り2017のみどころは?
川越祭りは昼と夜、違った楽しみ方が出来ます。
■山車巡行
山車巡行では、高さ8メートルはあろうかという絢爛豪華な約29台の山車が川越の各町内をスタートします。
各町内を出発した山車は川越市役所に向かって巡行を始めます。
午後2時頃になると市役所前に全山車が勢揃い。
その後は山車が市役所前を一斉に巡行してお披露目です。
これを「揃い曳き」と呼びます。
山車の上の人形や彫刻、山車にかかる幕の刺繍が同じように見える山車ですが、どの山車も違いがあり個性があって面白いですよ。
江戸の山車の型を引き継いだ川越山車の揃い曳きは、絢爛豪華な昔の絵巻を見ているようです。
山車は川越まつりの一番の特徴であるので、圧倒されること間違いなしです!
山車の巡行をゆっくり見学したい方は昼間がオススメ。
山車が勢ぞろいするのは市役所前だけですよ。
10月14日(土)
14:00~15:00ごろ
10月15日(日)
13:00~15:00ごろ
場所:川越市役所前
■宵山(よいやま)
初日の夜の宵山では、綺麗な飾りをほどこした山車が所定の場所に展示されます。
また囃子(はやし)や踊りも楽しめるので、お祭り気分を高めてくれますよ。
10月14日(土)
18:00~19:00ごろ
場所:川越市街
■曳っかわせ
川越祭りの夜の盛り上がりは、午後6時半ごろから9時ごろまで繰り広げられる「曳っかわせ」です。
曳っかわせとは、向かい合う数台の山車が交差点ですれ違う時、お互いに囃子台の正面を向けて競いあうことです。
競い合うのは囃子(笛、太鼓、鉦、踊り)で、周辺の人は提灯を高々と振り上げ、歓声を上げ勝負を盛り上げます。
特に勝ち負けはありませんが、迫力のある光景ですよ。
祭りのクライマックス「曳っかわせ」が見たいなら夜がオススメです。
10月14日(土)
19:00~21:00ごろ
10月15日(日)
18:30~21:00ごろ
場所:仲町、札の辻、連雀町、本川越駅前などの交差点ほか市内各所
川越祭りの歴史とは
寛永15年(1683年)川越大火で川越城下の大半が被害にあいました。
当時の城主の松平信綱は、町の再興を願って2基の神輿・獅子頭・太鼓を氷川神社に寄進し、それ以降、川越総鎮守(その土地を守る神様)である氷川神社で神輿渡御が始まります。
慶安4年(1651年)この神輿渡御が祭礼となり、川越祭りの起源となりました。
当時、江戸と川越を結ぶ新河岸川の舟運で繁栄していた川越は、商人たちの後押しもあり、祭りに豪華な山車や神輿を登場させます。
江戸の情報も早く入ってきたので、祭りも江戸の神田明神の神田祭などの影響を受けるようになりました。
しかし明治維新以後、東京では新政府によって江戸の祭りが解体され、電線の敷設によって曳行ができなくなったことで、山車から神輿中心の祭りに変わってしまったのです。
電線などの心配がなかった川越では、江戸の祭りの伝統を延々と引き継ぎます。
平成17年には、360年以上の歴史が現在も維持されている点などが評価され「川越氷川祭の山車行事」として重要無形民俗文化財の指定を受けることに。
また平成28年12月にはユネスコ無形文化遺産にも登録されたのです。
おわりに
ユネスコ無形文化遺産にも登録されて注目を集める川越祭りは、ほんの一時ではありますが、江戸の昔の光景を見ているような幻想的でなんとも感動するお祭りです。
関東を代表するお祭りですので、ぜひ川越祭りに足を運んではいかがでしょうか?
一見の価値はありますよ。